科学技術相会合 イギリス代表が書を体験

G7=主要7か国の科学技術相会合にイギリスの代表として参加したフリーマン閣外相は14日、仙台市の秋保地区を離れる前に書を体験しました。
フリーマン閣外相は、夫人への贈り物として「愛」という字を色紙に書くことにし、書家のアドバイスを受けながらお手本を横に置いてしたためていました。
「愛」を選んだ理由について「お手本のなかで一番難しそうであり、また、一番大事なことばなので選びました。妻は日本にとても来たがっていたのに、来られなかったので、この書を贈ります」と話していました。
スタッフが「出発の時間です」と声をかけるなか、フリーマン氏は「2分あれば書ける」と再び筆を手にし、娘と、オックスフォード大学に通う息子にそれぞれ「夢」という字をしたためていました。
そしてアドバイスへのお礼としてみずからの名前が記され、「G7仙台」というはんこが押された便せんに「Thank you Sendai」と、スマイルマークと一緒に筆で記していました。
書をアドバイスした千葉蒼玄さんは「緊張しましたが、笑顔で書を楽しんでいただいてよかったです。書は、人に何かを伝えるものですがお礼のメッセージは温かさを感じられる書でした」と話していました。