G7科学技術相会合 まもなく仙台で開始

G7科学技術相会合 まもなく仙台で開始

G7=主要7か国の科学技術相会合は、まもなく仙台市秋保地区で始まり、周辺では閣僚らの到着を前に厳重な警備態勢が敷かれています。

G7科学技術相会合は、仙台市の秋保地区で12日から3日間の日程で行われ、まもなく高市科学技術担当大臣を議長に閣僚会合が始まります。
JR仙台駅には、東京方面から来る閣僚らを警護するため、制服を着た警察官が配置されていて、先ほど正午前には高市大臣が警護官らに囲まれて到着しました。
また、会場となるホテルの周辺では多くの警察官が巡回して警戒にあたっているほか、ドローンの飛行も禁止されるなど、厳重な警備態勢が敷かれています。
まもなく始まる会合で、閣僚らは各国の研究の成果を社会全体で速やかに共有するための取り組みや、宇宙ごみの低減策などについて議論する見通しです。
そして13日、成果を共同声明として取りまとめることにしています。
また、会合にあわせて震災遺構として公開されている仙台市立荒浜小学校や、東北大学で整備が進む最先端の研究施設、「NanoTerasu」の視察も予定されています。
今回の閣僚会合は、仙台市が、東日本大震災からどのように復興を進め、科学技術を発展させたのかを各国に伝える機会でもあり、会合の議論に加えて視察の成果も焦点になりそうです。