大崎市役所「新庁舎」で開庁式
老朽化に伴って建て替えられた大崎市役所の新庁舎で8日、開庁式が行われ、新庁舎での業務が開始されました。
8日午前に行われた開庁式には市の関係者など100人ほどが出席し、はじめに伊藤康志市長が「新たな拠点で未来に向けての街づくりを市民とともに目指したい」とあいさつしました。
ことあとテープカットを行って新庁舎の開庁を祝い、業務を開始した1階の市民課では職員が窓口に訪れた市民の対応にあたっていました。
新庁舎は市民が主に利用する窓口が1階と2階に集約されていて、壁はガラス張りとなっているためフロア全体を見渡すことができます。
また、庁舎の東側には1階から3階までの各フロアに「市民交流エリア」として夜間や休日にも使える会議室やホール、それにキッズルームなどが設けられていて市民が活動の場として利用することができます。
このほか市内の支所に分散していた市議会や教育委員会なども新庁舎に集約され、伊藤康志市長は「政策決定や街づくりがより連携して進める事ができ市民サービスの向上につながる」と話していました。
大崎市によりますと、今後、隣接する旧庁舎を解体して駐車場を整備するということですべての工事が完了するのは来年6月の予定だということです。