障害にかかわらずスポーツ楽しむ催し 約150人参加 仙台

障害があってもなくても、みんなでいっしょにスポーツを楽しもうという催しが仙台市で開かれました。

障害のある子どもがいる保護者の団体やサッカーJ2・ベガルタ仙台などが企画した催しには、障害がある幼稚園児から高校生のほか、保護者や大学生などおよそ150人が参加しました。
参加者たちは、ストレッチや鬼ごっこをして体を温めたあと、ベガルタ仙台のサッカー教室のコーチから、ボールをまっすぐに蹴る方法や、相手をよけながらドリブルで前に進む方法などを教わりました。
そして最後に障害の有無や程度、それに年齢にかかわらず参加してサッカーのミニゲームを行い、誰かがゴールを決めると一斉に喜んでいました。
参加した仙台市の小学3年の男の子は「ゴールを3回も決められました。とても楽しかったです」と話していました。
また、小学校の教師を目指しているという大学3年の男子学生は「子どもたちの個性に合わせてどう接したらいいのかなどを学ぶことができました」と話していました。
この催しは、今後も県内各地で開かれるということです。