四季折々に東北各地の山が見せる表情とらえた写真展 仙台

四季折々に東北の山が見せる表情をとらえた写真展が、仙台市の美術館で開かれています。

写真展は、宮城県に住む山岳写真家で作る「山岳写真クラブ仙台」が開き、東北各地の山やそこに咲く花が四季折々に見せる表情をとらえた、およそ130点が展示されています。
このうち、「一期一会の朝」は、各地の山の朝の表情をとらえた組み写真です。
秋田県と山形県にまたがる神室山の山頂から撮影した1枚は、朝の柔らかな光が連なる山々と雲を照らす一瞬をとらえています。
また、山で咲く花の写真をまとめた組み写真「美しい花園」の1枚は、秋田県と山形県にまたがる鳥海山で、去年7月に山肌一面で咲いたニッコウキスゲをとらえていて、一度にこれだけの花を咲かせるのは珍しいということです。
「山岳写真クラブ仙台」の東野良代表は、「東北の山は、花や緑、雪など四季折々の変化があるのが魅力です。山の風景や自然は人を勇気づけたり、和ませたりしてくれるので、写真を見て、心を癒やしていただけたらと思います」と話していました。
この写真展は、仙台市の宮城県美術館にある県民ギャラリーで、今月19日まで開かれています。