石巻地区広域行政事務組合のサーバーがウイルス感染
石巻市と東松島市、女川町で、ごみ処理施設の運営などを行う石巻地区広域行政事務組合は、庁内のサーバーが身代金要求型のウイルスに感染したと発表しました。
広域行政事務組合によりますと、2月27日、職員が出勤時にパソコンを確認したところ、ファイルが開けなくなっていました。
このため、警察などに相談したところ、身代金要求型のウイルス「ランサムウェア」に感染していることがわかったということです。
サーバーには、のべ1400人余りの名前や住所などの個人情報が含まれていて、情報が流出したかどうかは現時点で確認できていないということです。
現在、ウイルスに感染したサーバーのネットワークを遮断し、別のサーバーで業務を再開していますが、メールの送信は行わずに郵送やファックスで対応しているということです。
石巻地区広域行政事務組合では「住民や関係機関にご心配やお手数をおかけしていることを深くおわびします。再発防止策を検討し、早期に通常業務に戻れるよう努めます」とコメントしています。