義足の聖火ランナーが児童と交流 ”支え合う大切さ”

去年の東京オリンピックで、義足をつけて聖火リレーのランナーを務めた松本功さんが仙台市の小学校を訪れ、障害のある人とない人が支え合うことの大切さを伝えました。

市民ランナーの松本功さんは9歳の時に病気で右足を切断し、義足を使い始めましたが、50歳のころにスポーツ用の義足に出会って、マラソンを始めました。
去年の東京オリンピックでは義足をつけて聖火リレーのランナーを務め、28日は、仙台市若林区の荒井小学校で3年生の児童に支え合うことの大切さを伝えました。
松本さんは、去年の東京オリンピックで使った実物のトーチを持ってきていて、材料には東日本大震災の仮設住宅で使われていた部材も生かされていることなどを説明しました。
このあと、児童たちに実際に義足をつけてもらうと、児童たちは、友だちに支えられないとバランスを取ったり、前に進んだりするのも難しいことを学んでいました。
参加した女子児童は「義足をつけてみて、走ることの難しさが分かりました。マラソンを走るなんて、本当にすごいと思いました」と驚いた様子で話していました。
松本さんは「いろいろな障害のある人がいることを知ってもらい、困っている人がいたら助けてあげられるような人に育ってもらえたらうれしいです」と笑顔で話していました。