女川原発で5月 警備員が正規の許可証使わず車で敷地に入る

東北電力女川原子力発電所でことし5月、守衛業務にあたる警備員が正規の許可証を使わず車で原発の敷地に入っていたことが分かり、東北電力は今後、許可証の管理の徹底を図るとしています。

東北電力によりますと、ことし5月4日から10日までの間、発電所正門の守衛を担う警備会社の警備員らが車で通勤した際、正規の手続きを受けて交付された許可証ではなく、臨時の許可証を使って延べ53台が敷地に入っていたということです。
別の警備会社が敷地に入る際の車両の臨時許可証の申請数より、実際に入った車の台数が多いことに気づき、東北電力が調査したところ、臨時の許可証が不適切に使用されていたことが分かりました。
東北電力によりますと、原発の安全対策工事で敷地に入る作業員が多く、許可証の発行作業が遅れていたことから警備会社が勝手に発行した臨時の許可証を使っていたということです。
今回の事案を受けて東北電力は臨時許可証の管理のしかたを変更したほか、警備会社に委託しているすべての業務がルール通り行われているか点検するなどの対策を図るとしています。
東北電力原子力部の渡邉宣城副部長は「今回の事案を重く受け止め再発防止策を確実に実施します」と述べました。