宮城県産ササニシキのおいしさ見直して 新米試食会 白石

かつて宮城県のコメの主力品種だった「ササニシキ」のおいしさを見直してもらおうと、白石市の農家のグループが新米の試食会を開きました。

白石市のホテルで開かれた試食会には、宿泊施設や観光会社の担当者など、およそ50人が集まり、炊きたてのササニシキの新米を試食しました。
ササニシキは粘りけが少なくさっぱりとした味わいで、すしのシャリに向いていることから、地元の職人が握ったすしも提供されました。
「ササニシキ」は宮城県で昭和38年に新品種として開発され、食味が良いとされ、県内で圧倒的なシェアを誇っていましたが、冷害に弱いため、作付けする農家が減り、現在は「ひとめぼれ」にシェアを奪われています。
この宮城県のササニシキのおいしさを見直しブランド化しようと、白石市内の農家が6年前に「復活プロジェクト」を立ち上げ、生産に力を入れています。
生産者によりますと、ことしは夏場の高温や長雨で生育が心配されましたが、台風などの大きな被害も無く、つやがあって、ほのかに甘いコメが出来たということです。
試食を行った40代の男性は「素朴なおかずとよく合い、互いを引き立てるようなおいしいコメですね。すしのシャリとしても最高の味で、たくさん食べてしまいました。白石といえばササニシキと言ってもらえるようになってほしいです」と話していました。
また、「宮城白石産ササニシキ復活プロジェクト」の鈴木健一副代表は「みなさんにおいしそうに食べてもらえて、うれしいです。あっさりして香りの良い日本一のコメを目指して、これからもがんばっていきたい」と話していました。
白石市で収穫された「ササニシキ」の新米は、市内の直売施設「おもしろいし市場」で販売されています。