「政宗公まつり」で3年ぶり「武者行列」 大崎・岩出山

仙台藩の初代藩主、伊達政宗が青年時代に城を構えた大崎市の岩出山で11日、「政宗公まつり」が開かれ、3年ぶりに「武者行列」が行われました。

大崎市の岩出山の「政宗公まつり」は、毎年この時期に開かれ、地元の幼稚園児による「すずめ踊り」や「武者行列」などが呼び物となっています。
新型コロナウイルスの影響でおととしはまつりが中止となり、去年はまつりは開催されたものの、大勢の人が集まる「武者行列」などは行われませんでした。
ことしは感染対策をしたうえで、3年ぶりに町の中心部で「武者行列」などが行われました。
「武者行列」には県内外から集まったおよそ250人がかっちゅう姿などで登場し、伊達政宗が岩出山を出発して上洛した時の様子を再現しました。
そして、政宗にふんした騎馬武者が現れると、沿道からひときわ大きな拍手が送られていました。
大崎市内の30代の男性は「初めて見に来ました。新型コロナを忘れさせるようなすてきな思い出になりました」と話していました。