空き店舗が演劇施設に 石巻市中心部ににぎわいを

東日本大震災の後、空き店舗の割合が増えていた街ににぎわいを生み出そうと空き店舗を活用した演劇などを披露する施設が宮城県石巻市にオープンし、5日、地元の人たちが完成を祝いました。
石巻市で芸術活動を行う団体は震災後、空き店舗の割合が増えていた市内の中心部ににぎわいを生み出そうと、空きの状態が続いていた店舗を改修し、演劇や映画が楽しめる施設を完成させました。
5日に行われたオープニングセレモニーでは施設が完成するまでの経緯をまとめた映像が上映され、完成を待ちわびていた地元の人たちが見入っていました。
施設では今後、夏休み中の子ども向けに映画を上映するほか、秋には演劇のワークショップも行うことにしています。
石巻市中心部では震災後に残った173の店舗のうち、令和元年度の時点でおよそ2割が空き店舗となっていましたが、ことし6月にはこの施設の隣にブルワリーがオープンするなどにぎわいを取り戻す動きも出てきています。
施設を運営する石巻劇場芸術協会の阿部拓郎さんは、「子どもからお年寄りまでがふらっと訪れて文化を楽しめる場にすることで、街にあかりをともすことができればうれしいです」と話していました。