福祉施設で図書館の蔵書デジタル化業務

障害のある人の仕事を確保し、賃金の向上を目指そうと、仙台市内の福祉施設に図書館の蔵書をデジタル化する事業所が整備され、3日、作業の様子が報道陣に公開されました。

公開されたのは、社会福祉法人が運営する仙台市内の施設に整備された2か所の事業所で、このうち太白区にある「萩の郷福祉工場」には、スキャナーやパソコンなどが備えられ、施設で働く人たちが蔵書を1ページずつめくって汚れを確認し、スキャンする作業にあたっていました。
この取り組みは、県と日本財団が障害のある人の仕事を確保し、賃金の向上を目指そうと始めたプロジェクトで、これらの事業所では、国会図書館の蔵書およそ7000冊のほか、宮城県図書館の蔵書をデジタル化する業務を受注することにしています。
萩の郷福祉工場の柿沼浩二工場長は、「作業は先月始まったばかりで、まだ慣れないところもあるが、皆さんやりがいを持って取り組んでいる。今後は、一般企業からも仕事を受注できるよう実績を上げていきたい」と話していました。