東北初 仙台大学で女子硬式野球部創設

柴田町にある仙台大学に、東北では初めてとなる女子の硬式野球部が来年4月に創設されることになりました。

体育会の部活動が盛んな仙台大学は、競技人口が増加傾向にある女子の硬式野球の受け皿をつくろうと、来年4月に女子硬式野球部を創設することを決め、1日、記者会見を開きました。
監督は、男子硬式野球部の入澤裕樹コーチが務めます。
入澤コーチは「大学でも競技を続けたいという高校生のニーズに応えたかった。大学日本一を目指し、活気のあるチームを作りたい。企業や組織を引っ張れる明るい選手を育てたい」と抱負を述べました。
また、選手やマネージャーなどで入部を希望している1年生3人も会見に臨み、このうち、選手で入部を希望する千葉真希さんは、中学と高校でソフトボール部に所属していたということです。
千葉さんは「小さいころから野球に憧れていた。ソフトボールとは違うので戸惑うかもしれないが、必死にボールを追いかけたい」と話していました。
仙台大学によりますと、大学の女子硬式野球部は全国におよそ10校あるということですが、東北地方では初めてだということです。

【女子野球を巡る現状は】
全日本女子野球連盟によりますと、女子野球は競技人口が年々、増加傾向にあり、大会やイベントが注目を集める機会も多くなっています。
毎年夏に兵庫県丹波市で開かれている全国高校女子野球大会は、去年、決勝の試合が初めて、「高校野球の聖地」とも呼ばれる、同じ兵庫県内の甲子園球場で行われました。
ことしの大会も決勝は甲子園球場で行われ、主催者の1つである丹波市によりますと、過去最も多い49チームが参加するということです。
また、阪神や巨人などプロ野球では、競技人口の拡大を目指し、女子のチームを創る動きが続いています。
一方、仙台大学によりますと、大学の女子硬式野球部は全国でおよそ10校にとどまるということで、東北地方では仙台大学が初めてとなります。
仙台大学の入澤コーチは「新たに女子野球部を創設する高校もある中で、ぜひ大学でも立ち上げ、彼女たちが引き続き活躍できる場をなんとか作りたかった。高校3年生に募集の声かけをしているし、新たにチャレンジしたいという学生も歓迎したい」と話していました。