医療的ケア児支援センター 仙台市泉区に7月開設へ

人工呼吸器の装着やたんの吸引などが欠かせない「医療的ケア児」やその家族を支援しようと、宮城県で初めての専門の支援センターが来月、開設されることになり、その施設が報道関係者に公開されました。

県が新たに設けるのは、「宮城県医療的ケア児等相談支援センター」です。
仙台市泉区に完成した施設が、28日、報道関係者に公開されました。
「医療的ケア児」は、人工呼吸器やたんの吸引など医療的な処置が日常的に必要な子どもたちで、県や仙台市によりますと、県内におよそ180人いるとみられています。
受け入れ可能な保育施設が少ないことなどから、家族の負担をいかに軽減するかが課題となっています。
来月1日に開設される支援センターには、看護師と理学療法士、それに社会福祉士のあわせて3人が常駐し、本人や家族からの相談に応じるほか、受け入れ施設の職員の研修を行ったり、受け入れが進むよう調整したりするということです。
また、要望に応じて家庭を訪問し、助言を行うことにしています。
センター長を務める遠山裕湖さんは、「これまでは相談するところがなく、困っていた人が多かった。今後はこのセンターを拠点として、子どもたちや家族が安心して暮らせるためのサポートをしていきたい」と話しています。