下水で予測 仙台市内の新規感染者数は5週連続減少か

新型コロナウイルスが家庭などから出る下水の中にどれほど含まれているかを調べ、感染者数の推移を予測している東北大学の研究グループは、6月19日までの1週間に仙台市内で確認される感染者は前の週を下回り、5週連続で減少すると予測しています。

東北大学大学院工学研究科の佐野大輔教授のグループは、仙台市内の下水処理場からとったサンプルを分析し、AI=人工知能を使って、新型コロナの新規感染者数を予測しています。
最新の予測では、6月13日から19日までの1週間の市内の新規感染者は、先週の実際の数より170人余り少ない905人で、5週連続で減少し、緩やかな減少が続くとみています。
実際に感染者が1000人を下回れば、ことし1月17日からの週以来でおよそ5か月ぶりとなります。
12日までの1週間の市内の感染者数は、研究グループの予測より200人余り多い1000人余りで、4週連続で前の週を下回りました。
佐野教授は「下水中のウイルスの濃度は低い水準で推移しているが、人出や飲食の機会は増えているように感じる。体調が悪いときは外出を控えるなどして、感染拡大の防止に努めてほしい」と呼びかけています。