プレハブ解消 東松島の小学校が新校舎で始業式

東日本大震災のあと県内で唯一プレハブの仮設校舎で授業を続けてきた、東松島市の小学校で新校舎が完成し、8日、真新しい学びやで子どもたちが新学期を迎えました。

新校舎が完成したのは、東松島市の鳴瀬桜華小学校です。
この小学校は震災のあと2つの学校が統合して開校し、これまで県内で唯一、プレハブの仮設校舎で図工などの一部の授業を行ってきました。
海抜9.5メートルの高台に完成した新しい校舎は鉄筋コンクリート3階建てで、災害時には地域の避難所にもなります。
講堂で行われた始業式で若山洋校長は「ピカピカの校舎で新学期をスタートさせることができてうれしく思います。一人ひとりが勉強や運動を頑張りましょう」と呼びかけました。
続いて、地元の住民なども参加して落成式が行われ、児童代表の6年生の男の子が「待ちに待った新校舎がついに完成したので、たくさんの思い出を作りたいです」とあいさつしました。
このあと、児童たちは教員とともに真新しい校舎を見学したあと、それぞれの教室に入りました。
震災で県内では一時、公立の小中高あわせて23校がプレハブの仮設校舎で授業を行っていましたが、震災発生から10年がたち、プレハブの仮設校舎はようやく解消されました。