ストーリーカーリング

カーリング日本選手権 コロナ禍の中 北京五輪への道は!?

2021-02-01 午後 05:30

「選手として試合が出来ることの喜びを存分に見せたい」

 

日本選手権を前に取材に応じたロコ・ソラーレのスキップ、藤澤五月選手の思いは出場するどの選手にも共通するものだろう。

 

3年前、ピョンチャンオリンピックで銅メダルを獲得したロコ・ソラーレの活躍もあり、北京オリンピックの日本代表チームが決まるかもしれない今回の日本選手権は注目の大会として当初、多くの集客が見込める横浜市での開催が検討されていた。

 

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、日本カーリング協会は会場の温度や湿度によって氷の状況が変わりプレーに影響してしまうため、換気などの感染防止対策が難しいと判断し、会場を北海道稚内市に変更。出場チームを男女それぞれ9チームから7チームに絞ったうえで、無観客で開催すると決定した。

北京五輪代表への道のりは?

日本カーリング協会では、去年、日本選手権を制した女子のロコ・ソラーレ、男子のコンサドーレが今大会で連覇を果たした場合、来年の北京オリンピックに日本代表として出場する権利を得るとしている。

 

2020年の日本選手権で優勝のロコ・ソラーレ

 

2020年の日本選手権で優勝のコンサドーレ

 

一方で、それ以外のチームが優勝した場合は、後日、代表決定戦が行われる。

 

中部電力の選手たち

 

連覇を狙う2チームのライバルにあげられるのは、女子は中部電力。ことしに入って新型コロナウイルスのため練習拠点が一時使えない状況となるなど影響を受けたが、おととしの優勝チームとしての意地を見せたい。

 

TM軽井沢の両角選手(写真右端)

 

男子はTM軽井沢。ピョンチャンオリンピック代表の両角友佑選手が立ち上げ、前回、初出場ながら準優勝を果たしたチームだ。

 

今回の日本選手権で優勝したチームは女子は3月、男子は4月に開催予定の世界選手権の代表となる。ここで、6位以内に入ることが出来れば日本は北京オリンピックの出場枠を獲得する。(6位に届かなかった場合は、残り3か4枠を争う最終予選に回る)

注目!世界を見据えた”氷上の頭脳戦”

ロコ・ソラーレの藤澤選手は言う。

 

試合をこなしてなんぼのカーリング選手にとって、ウイルスの影響で海外遠征に行けなかったことはショックだった。しかし、その分、国内のトップチームどうしで、これほど練習試合をこなした経験はない。国内のレベルは上がっているのではないか。

 

2月8日から始まることしの日本選手権。藤澤選手のことばどおり、世界との戦いを見据えたハイレベルな氷上の駆け引きに期待したい。

この記事を書いた人

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寺迫 紗良 記者

平成28年NHK入局。高知局、津局を経て、スポーツニュース部ではプロ野球やカーリングを担当。学生時代はソフトボール、現在はゴルフに熱中。特技は暗算(十段)。

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