ストーリー相撲

大関 朝乃山 大学時代の恩師にささげる白星

2021-01-19 午後 01:15

国技館の上から見守ってくれていると思う。

 

初場所9日目、大関 朝乃山が取組後に語った。この日は近畿大で指導を仰ぎ1年前に亡くなった伊東勝人さんの命日。恩師にささげる白星だった。

 

 

朝乃山は近畿大で監督を務めていた伊東さんの指導で頭角を現し、右四つの相撲に磨きをかけて角界入りを果たした。その伊東さんは去年1月18日に55歳で急逝。

 

 

ことしの初場所で朝乃山は命日の前日にあたる8日目から、伊東さんへの思いも込めて近畿大から贈られた化粧まわしをつけている。

 

 

9日目の相手は大関経験者の小結・髙安。

 

命日の一番に「考えればかたくなると思った。場所中は国技館の上から見守ってくれていると思うので自信を持って土俵に上がった」

 

立ち合い、すぐに右四つ。左上手を取って、前に出て寄り切った。恩師から指導を受けた右四つでの白星。

 

先生の教えがあったからこそプロで活躍できていると思う。その教えを胸に相撲が取れたと思う。指導してもらったことを忘れず、あすからも気を引き締めて頑張りたい。

 

後半戦、大関として巻き返しを期す。

この記事を書いた人

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坂梨 宏和 記者

平成21年NHK入局 福岡県出身

長崎局、広島局などを経てスポーツニュース部で大相撲を担当。早くコロナが収束し、通常の取材環境になることを願っています。

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