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新体操・喜田純鈴「地元から東京オリンピック出場を目指す」

2020-01-20 午前 09:00

新体操で東京オリンピック出場を目指す喜田純鈴(きた・すみれ)選手。喜田選手は、強化選手として新体操の強豪・ロシアに留学して恵まれた環境で技を磨いてきましたがその後、地元である香川県内を拠点とすることを選びました。地元から東京オリンピック出場を目指す喜田選手にことしにかける思いを聞きました。

中学1年で最年少優勝 “新体操のホープ”

喜田純鈴選手

オリンピックシーズンになるので、今までよりプレッシャーとか考えることも多いけど、今できる努力を精いっぱいやることを一番に考えてやっています。

 

 

喜田純鈴選手、現在、大学1年生の18歳です。開脚の角度が180度を軽く超える、人並み外れた柔軟性。さらに、長くて細い手足は、演技をよりダイナミックに見せることができ、喜田選手の大きな武器です。

 

全日本新体操 中学1年生のときに最年少優勝(2013年)

 

恵まれた資質に努力を重ね、中学1年生のときには全日本選手権のクラブとフープで史上最年少優勝。一躍、新体操界のホープとなりました。高校生になると、新体操の強豪・ロシアへ単身留学。整った環境の中で、世界トップの選手とともに、高いレベルでの技を磨いてきました。

喜田純鈴選手

(ロシアは)体育館もずっと使える状態でマットも絶対あるし、先生ともほぼマンツーマンで教えてもらえたり、トップの選手が周りにいるっていうのもすごい大きいかなと思います。

地元を練習拠点に選んだ理由とは

 

しかし今、喜田選手の姿は香川県内の体育館にありました。東京オリンピックを前に、地元を練習拠点に変えて、オリンピックを目指すことを決意したのです。専用の体育館もない香川県を選んだその理由は。

 

喜田純鈴選手

劉先生の教え方とか、こだわりだったり。もう1回劉先生と一緒に練習したいなと思いました。

 

新体操の元中国代表で香川県でクラブを運営する劉 宇(りゅう・う)コーチ

 

喜田選手は、大きな目標である東京オリンピックまで1年を切る中、4歳から指導を受けて自分を一番わかってくれている劉コーチを頼ることに決めたのです。

 

喜田純鈴選手

求めるレベルの高さだったり、問題点とか冷静に判断して教えてくれるし、だめな部分は『だめっ』てしっかり言ってくれるので。


私がどんな状況になっても、しっかり寄り添ってくれるのですごい信頼しています。

ミスのない完璧な演技を目指す

 

2人3脚で始まった東京オリンピックへの挑戦。代表入りを目指して今取り組んでいるのが、「技の数を増やすこと」です。

 

 

アップテンポの曲にのせて、次々と大技を入れ込むプログラムを構成。ルールが改正されて、時間内であれば技をいくつ入れてもよくなったため、プログラムに入れる技の数をこれまでの17ほどから、一気に26ほどまで増やしました。劉コーチは、もっと増やしたいと言います。

 

 

さらに。演技の数や難易度、スピードを上げても、1つでもミスをしたらオリンピックには出られないと劉コーチはいっさい妥協もしません。週6日、6時間から8時間、休憩もほとんどなく練習する喜田選手。ミスのない完璧な演技を目指します。

感謝の気持ちも忘れずに

皆川夏穂選手(左) 大岩千未来選手(右)

 

出場を目指す東京オリンピックに新体操の個人で出られる選手は1人か2人だけ。国内で争う、リオデジャネイロオリンピック代表の皆川夏穂選手や、去年の世界選手権代表の大岩千未来(おおいわ・ちさき)選手といったライバルとの競争に勝たなければなりません。

 

喜田純鈴選手

もちろん自分が代表になりたいっていう気持ちはあるので、あきらめたりせず本当に自分の目標を達成するっていうことを一番頭において。


感謝の気持ちも忘れずにオリンピックまで頑張りたいなと思います。

この記事を書いた人

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徳本 絵夢 記者

高松局 記者

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