ストーリー競馬

ジャパンカップ 史上初 三冠馬が3頭同時に!

2020-11-27 午後 0:10

日本競馬の歴史に刻まれる“史上初”の対決が実現します。3頭の“三冠馬”が晩秋の東京競馬場に集結。いずれもこの秋、歴史的な偉業を達成した名馬たちです。

<アーモンドアイ>

  

 

2018年、牝馬(メス馬)三冠を達成。牡馬(オス馬)相手にも勝利を積み重ね、この秋、芝のGⅠレースで史上最多の8勝目をマーク。

 

<デアリングタクト>

 

 

ことし、牝馬(メス馬)三冠を史上初の無敗で成し遂げる。

 

<コントレイル>

 

 

ことし、史上3頭目の無敗で牡馬(オス馬)の三冠馬に。父ディープインパクト以来、15年ぶりの快挙。親子での達成は史上初。

 

3歳の2頭、デアリングタクトとコントレイルは同じ年に牝馬(メス馬)と牡馬(オス馬)がそろって三冠を達成という史上初の記録。しかも、いずれも無敗での達成で、まさに前代未聞の大記録となりました。

 

この段階で、もう過去に例を見ないほどの記録ずくめのシーズンとなった競馬界でしたが、それだけにはとどまりませんでした。

 

デアリングタクトとコントレイルがジャパンカップに出走を表明。同世代の無敗の三冠馬対決が実現することで一気に注目が高まる中、11月12日、今度はアーモンドアイもジャパンカップ参戦が決定しました。これで、史上初、3頭の三冠馬が集う運びになったのです。

最終調整を終えて 調教師は・・・

11月25日には、レース前の最終調整が行われました。コントレイルとデアリングタクトの関係者は、ここまでアクシデントもなく順調な仕上がりであることを強調。

 

矢作 芳人 調教師

 

その上で、コントレイルを管理する矢作芳人調教師は、「21世紀最高のメンバーが揃った。競馬を愛する人が盛り上がってくれることが何よりうれしい。相手にとって不足なし。とにかく万全に仕上げたい」

 

杉山 晴紀 調教師

 

杉山晴紀調教師「デアリングタクトは神様からの授かりもの。今回は、アーモンドアイやコントレイルに挑戦するという認識でいるが、秋華賞よりも強い姿でのぞみたい」とジャパンカップへの強い思いを語りました。

戦いの舞台では、3頭とも好結果!

ジャパンカップの舞台は、東京競馬場の芝2400mです。広いレイアウト、長い直線。実力を余すことなく発揮できるコースとして知られています。ここでも、3頭は素晴らしいパフォーマンスを披露してきました。

 

アーモンドアイは、一昨年のジャパンカップをコースレコードとなる驚異的なタイムで圧勝。コントレイルは、ことしの日本ダービーで2着馬に3馬身の差をつけて優勝。それでも、騎乗した福永祐一騎手が「まだ全力で走っていない。余裕を持って勝った」と話すほどの強さでした。

 

デアリングタクトは、2冠達成となった5月のオークス。後方から他の馬と馬との狭い間を縫うように突き抜けて勝利。類まれなる勝負根性を見せ、管理する杉山調教師も「一番強い競馬だったのがオークス」と振り返ります。

ラストランを飾るか!無敗を守るのか!

 

アーモンドアイにとっては、ことしのジャパンカップが現役最後のレース。勝てば、最多記録更新となる芝GⅠで9勝目。さらに、国内外での獲得賞金も歴代トップに。まさに史上最強の1頭とも言える存在にまで駆け上がるでしょう。

 

(左)コントレイル (右)デアリングタクト

 

一方、デアリングタクトとコントレイルにとっては、最初で最後となるアーモンドアイとの対決。偉大な先輩を乗り越え、デビューからの連勝をさらに伸ばして名実ともに日本一となるでしょうか。

NHK競馬中継 出走全馬を詳しく紹介!

もちろん、注目は三冠馬3頭だけではありません。GⅠを制した馬をはじめ、ことしは2年ぶりに海外からも1頭が参戦。実績十分の馬たちが出走する予定です。

 

本当に待ち遠しいことしのジャパンカップ。NHKでは、パドックからレースに至るまで、出走するすべての馬をたっぷりとお伝えします。

 

この記事を書いた人

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高木 修平 アナウンサー

2003年 NHK入局

仙台局-青森局-大津局-広島局-NHKグローバルメディアサービス-東京アナウンス室

 

ダービーを初めて意識して見始めたテレビ中継はナリタブライアンが勝った1994年から。生観戦は1999年のアドマイヤベガから。振り返ると四半世紀以上が立ちました。今年はキャスターを担当します。競馬の祭典であるダービーデー独特の興奮と緊張感を皆さんと共有できるようにお伝えします。

 

 

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