ストーリーバレーボール

バレーボール 清水邦広選手の『教えて!アスリート』

2020-05-19 午後 01:25

皆さんからの質問にアスリートが答える「教えて!アスリート」。
今回は、バレーボール編。Vリーグパナソニックパンサーズ、清水邦広選手が答えてくれました。

ジャンプ力あげるトレーニング ポイントは『伸び』

まずは、バレーボール選手を目指す小学校5年生の髙橋和輝くんからの質問です。

 

髙橋和輝くん

自粛中にジャンプ力をつけるため、毎日縄跳びをしています。
縄跳び以外のトレーニング方法があったら教えてください。

 

清水邦広選手

まず縄跳びというのはすごくいい練習。ジャンプの持久力を作るには一番縄跳びがいいと思います。
縄跳びをやりながら、もう2つのトレーニングをやることによって、ジャンプ力がすごくあがると思います。

 

縄跳びと組み合わせて行う2つのトレーニングを教えてくれました。

1つ目はドロップジャンプ

 

両足をまげた状態から、伸びあがるようにして飛び上がるのがドロップジャンプです。

 

 

トレーニング効果を上げるポイントはしゃがみこんだ時におしりと太ももを意識することです。


そして2つ目がスプリットスクワットジャンプ

 

両足を交互に出しながらのジャンプです。

 

 

おしりとハムストリングス(太ももの裏)、そして太ももに意識を置くのがポイントです。

清水邦広選手

6回3セット。この2つを複合しながら、『縄跳び』⇒『ドロップジャンプ』⇒『縄跳び』⇒『スプリットスクワットジャンプ』。これをやるとすごくジャンプ力があがると思います。ジャンプっていうのは伸びがすごく大事です。
スパイクの時もしっかりと伸びて打つので、そういった意味でも、ジャンプの時はしっかりと伸びを意識してやると少しずつジャンプ力があがっていくんじゃないかと思います。

ミスをしたときこそ強気で

3月からクラブチームの活動も休止となっているという髙橋くん。
再開後の試合に生かしたいともう一つ質問を寄せてくれました。

髙橋和輝くん

試合で負けたり、ミスが続いたときにどんな言葉でチームを励ましたり、自分自身の気持ちを切り替えたりしますか?
あと、好きな言葉を教えてください。

清水邦広選手

やっぱりミスが続いて、厳しい状況が続いた時っていうのは、やっぱり下を向いてしまったり、ネガティブなことを考えてしまうことが多いと思うんですね。
ミスをしたから次もうボールをもってこなくていいやとか思うんじゃなくて、逆に「もう1本来たら絶対俺決めるから」って言葉に発しながらやったほうが、うまくいくことがすごく多いので、劣勢になった時こそ、プラス思考で考えてやったほうがうまくいくと思いますね。

 

厳しい状況に立たされた時こそ、清水選手が大切にしている言葉があります。

『小さな積み重ねが後に大きな変化を生む』。

2年前、清水選手は右ひざの靭帯を断裂する大けがを負いました。手術は1年で4回。地道なリハビリ生活の中で自分に言い聞かせた言葉だったといいます。

清水邦広選手

ちょっとずつちょっとずつリハビリをこなすんですけど、変化しているっていうのが全然自分の中で気づかなくて。ふがいないというか、焦る気持ちにもなったんですけど、そこで本当に小さいことをやり続ける事で最後に大きな変化を生んで、最終的には復帰できたというのがありますので。
本当に今ささいな事を、ささいな練習を積み重ねていく事で、最終的にはうまくなっていったり、もっともっと成長できるというのがあると思いますので、みんなもそういう小さな積み重ねを大切にしていってほしいなと思います。

 

提供:パナソニックパンサーズ 左から清水選手 、チームメートの白澤健児選手 、福澤達哉選手

 

先が見えず落ち込むこともあったという清水選手、その苦しい気持ちを支えてくれたのは周りの人たち、特にチームメートでした。


練習も思うようにできない今こそ、仲間たちと助け合いながら乗り越えてほしいとメッセージをくれました。

清水邦広選手

今の環境というのは、例えばテレビ電話もできたり、いろんな連絡手段がたくさんありますので、今いるチームメートとバレーボールの話をしてみたり、一緒になって(バレーボールの)動画を見てここがよかったねとか、それは自分の試合でもいいですし、日本代表の試合でもいいですし、Vリーグの試合でもいいですし。
みんなでバレーボールの話をすることによって、すごくいい関係性になったり、これからの練習につながると思います。
今はきつい状況かもしれませんけど、コロナが終息したときには、大きな喜びであったり、大きな感動が待ち構えていると思いますので。
僕たちはそのための準備期間だと思っていますし、できる事を一生懸命頑張って、積み重ねて、スポーツの力でもう一度火をつけて、みんなが明るくなれるように、希望をもてるようにやっていけたらいいかなと思っています。

 

チームの練習も制限されている中、笑顔を交えながら前向きな言葉を話してくれた清水選手。
今できる事を積み重ねていく事で終息後の未来が作られていく、強いメッセージが込められたインタビューでした。


次回はどんなアスリートが質問に答えてくれるのか、お楽しみに。

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