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特集 中澤佑二×なでしこジャパン・田中美南&猶本光 世界一にかける思いとは

サッカー 2023年12月1日(金) 午後1:00

ことし開催されたサッカー女子ワールドカップ。“なでしこジャパン”の3大会ぶりの王座奪還は叶いませんでした。次の舞台はパリオリンピック。今度こそ世界の頂点へ。そこで今回の「ボナライズ」は、中澤佑二さんが攻撃の中核を担う田中美南選手と猶本光選手にインタビュー。世界一にかける思いを伺いました。(サンデースポーツ 2023年10月29日放送)

インタビュー開始前

 

中澤さんを待つ田中美南選手と猶本光選手。

そのころ、中澤さんは・・・。

 

 

中澤さん「JFAさんの施設に来ているんですけれども。たぶん、これ長友(のサイン)だよね」

 

スタッフ「そうですね」

 

中澤さん「で、これ吉田麻也かな? “22”って書いてある。こうパーッと見るんですけど、『あれ、俺の無くない?』って」

 

 

猶本選手「ねえ、来るよ」

 

中澤さん、2人をお待たせしていますよ。サインは今度、早く行きましょう。

オリンピックへの思いとは?

 

中澤さん「お待たせしました。(ここに来る前に)3時間ぐらい喋っていたんで」

 

猶本選手「長かった。(笑)」

 

田中選手「結構、長かった。(笑)」

 

中澤さん「ごめんなさいね。早速始めたいと思います。よろしくお願いします」

 

田中選手・猶本選手「お願いします」

 

中澤さん「オリンピックへの思いはいかがでしょうか?」

 

 

猶本選手「そこで優勝するのは本当に難しいことなので、目指して日々成長していくしかない」

 

田中選手「(東京大会は)自分の中ですごく悔しい大会だったので、もう1回出られるチャンスがあるなら、しっかり貢献できるように頑張りたいなと思います」

 

田中選手は、なでしこきっての点取り屋。これまで72試合に出場し、32得点をあげています。猶本選手は、高いテクニックと正確無比なパスが持ち味。初出場のワールドカップでは、決勝トーナメント進出に弾みをつけるゴールを奪いました。

 

中澤さん「お互いの事をどんな存在だと思いますか?」

 

 

田中選手「自分は戦友みたいな」

 

中澤さん「ライバル的な?」

 

田中選手「ライバルではなくて、一緒に上がっていきたい存在。ポジションも違うけど、(猶本選手が)代表に入ったらうれしいし、大会とかで結果を残したらうれしい。心で一緒に戦っているみたいな感じです」

 

中澤さん「猶本選手は?」

 

猶本選手「そうですね。ソウルメイトみたいな感じです」

 

10代の頃から、年代別の代表で切磋琢磨してきた2人。猶本選手は大の負けず嫌いだったそうで・・・。

 

田中選手「(猶本選手は)昔めっちゃ泣いていた」

 

猶本選手「確かに」

 

 

田中選手「試合の時もそうだし、練習の時とか多分うまくいかなかったからなのか。その涙を拭いたあとのティッシュをもらっていました」

 

中澤さん「え?」

 

田中選手「持ち帰るとかじゃないですよ。(笑)」

 

中澤さん「じゃあ、とりあえずティッシュいただければ…」

 

猶本選手「いただければって感じでした。(笑) でも、ありがたかったですね」

あの栄光をもう一度 世界一への思い

そんな2人にとって大きな刺激となったのが2011年ワールドカップ初優勝の快挙でした。

 

田中選手「『日本って優勝できるんだ。すご!』って思いました」

 

猶本選手「ファンとして見ている自分と、当時私も(U17の)ボランチをやっていたんですけど、澤さんがボランチで得点王をとったので、私もそういう選手になりたいなと思いました」

 

2人は当時17歳。“ヤングなでしこ”として、将来を期待されていました。しかしその後、代表メンバーに定着することができず、なでしこの成績も下降していきます。

 

 

田中選手「当時のことを覚えていて、厳しい声もかけられていた」

 

猶本選手「(2016年の)リオオリンピック予選で敗退した時から、女子サッカーの人気が落ちて。代表の結果が、そのまま国内の女子サッカーの人気につながってくるんだなと感じているので、代表選手としての責任はあると思っています」

 

悔しさを糧に成長を続けてきた2人。チームのために、そして女子サッカーの未来のために、世界一を目指します。

 

田中選手「自分たちが大会でいい結果を残したい、メダルが欲しいという思いですし、まず(パリオリンピックアジア2次)予選をしっかり勝って、来年のパリオリンピックにつなげたいなと思っています」

 

猶本選手「オリンピックは、なでしこジャパンも金メダルをとった事が一度もないので、チーム全員で戦って1位通過をしていきます」

 

中澤さん「では1位通過を確信していても大丈夫ですか?たぶんスタジオで聞かれるんですよ。『中澤さん、なでしこジャパンは大丈夫ですか?』って聞かれるので、『大丈夫です!』と言いたいので」

 

 

猶本選手「・・・はい」

 

田中選手「何で迷った?(笑)」

 

中澤さん「自信を持って僕もスタジオで言っても大丈夫ですか?」

 

猶本選手「大丈夫です!」

 

中澤さん「ありがとうございます」

 

 

中川キャスター:では伺った方が良いですね。(笑) 中澤さん、なでしこジャパンは大丈夫でしょうか?

 

 

中澤さん:大丈夫です!

 

 

 

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