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特集 森下絵理香アナウンサーがイラストで解説|ラグビー イングランド戦のあのシーン

ラグビー 2023年9月19日(火) 午後4:30

日本時間の18日に行われたラグビーワールドカップの「日本」対「イングランド」の試合。日本は健闘しながらも、後半に3つのトライを許し12対34で敗れました。

後半、先に得点を奪い12対13と1点差に追い上げた日本。その勢いが止まったのは、後半16分の不運とも言えるこのプレーからでした。18日のニュース7で放送した内容をもとに森下絵理香キャスターが自ら描いたイラストを使って説明します。

 

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後半最初のトライはこんな流れでした

日本にとって不運だったと言われるイングランドのトライ。まずは映像をご覧下さい。

 

森下キャスターのイラストで

なぜ日本の選手の足が止まってしまったのか?

実況にもあった「ノックオン」という反則かどうかというのが、大きなポイントです。

さあ、イラストをご覧下さい。

 

 

「ノックオン」とは、ボールを前に落としてしまった場合の反則です(ラグビーはボールを前に投げることができません)。

 

映像にもありますが、イングランドの1番の選手にあたってボールは前に落ちました。流れの中で、ボールを取ろうとした選手の手に当たったと思ったので、実況でも「ノックオン」と言っています。

 

しかし、よ~く見てみると、当たっているのは頭です。頭に当たってボールが前に飛んでも「ノックオン」にはなりません。

 

トライを決めたローズ選手も「幸運だった」と語ったトライとなりました。

 

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グループDの成績を確認

 

 

18日の時点でイングランド、日本、チリは2戦を終え、サモアとアルゼンチンは1試合。

日本は1勝1敗で勝ち点5の3位です。決勝トーナメントに進めるのは上位2チームのみ。日本にとっては残る2試合、勝たなければいけない試合が続きます。

 

ポイントとなる試合の日程は

そこでポイントとなる試合と日程を最後におさらいしましょう。

 

 

まずチェックしていただきたいのが、日本時間の9月23日午前0時45分に始まる「サモア」対「アルゼンチン」の試合です。

日本がこれから戦う2チームの直接対決、ライバルの戦力を知る上で見逃せない一戦となります。

 

そして日本の次戦は日本時間の29日午前4時からのサモア戦です。日本の中10日に対してサモアは中5日、この差がどう出るかも注目です。

 

そして10月8日にアルゼンチンと対戦します。この試合まで決勝トーナメント進出の可能性を残して両チームにとっての最終戦に臨みたいところです。

 

今回のイラスト解説の内容詳しくは…

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NHKの放送予定はラグビーワールドカップ特設ページでご確認ください

 

ラグビーワールドカップ2023 NHK特設ページ

 

 

 

この記事を書いた人

森下 絵理香 アナウンサー

森下 絵理香 アナウンサー

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