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特集 ラグビー名物ファン“バクさん”に中川安奈キャスターが直撃!

ラグビー 2023年8月18日(金) 午後1:00

ラグビーワールドカップ開幕まであとわずか。日本代表は、先日、国内最後のテストマッチに臨み、2万人の観客が熱い声援を送りました。熱い試合に欠かせないのがファンの存在。中でも試合前の会場でひときわ注目を集めていたのがラグビージャージをボディペイントで描いて応援する名物ファン・森山漠(もりやま・ひろし)さんです。今回はその森山さんを中川安奈キャスターが直撃しました。(サンデースポーツ 2023年8月6日放送)

 

 

「写真一緒にいいですか?」

 

中川キャスター:試合前の会場で、次々に記念撮影をせがまれる人が。“バクさん”こと、森山漠さんです。人気の秘密は、このフィジーのジャージ。よく見てください。実は、上半身は裸。ジャージをボディーペイントで描いて応援する“名物ファン”なんです。

 

元々ラガーマンだったバクさん。ワールドカップ日本大会を盛り上げようと始めたのが、このボディーペイントでした。試合のたびに、各チームのジャージを再現したところ、海外メディアに取り上げられ、すべてのチームを全力で応援する姿が話題になりました。

 

 

森山漠さん(以下:バクさん)「ラグビーは敵味方ないと思っているので、一緒に試合を作る仲間として思ってやっている」

 

どうやってペイントしているのか、見せていただきました。使うのは専用の絵の具。友人の協力のもと、20本の大小様々な筆を使い分けて、塗っていきます。

 

 

バクさん「ちょっと描いてみません?」

 

中川キャスター「え!いいんですか」

 

 

中川キャスター:これ、やってみると、意外に難しいんですよ…。

 

バクさん「できているやん。きれいやん」

 

バクさんが1番こだわるのが、袖などにほどこされた細かいデザイン。複雑な模様も、可能な限り再現します。

 

 

バクさん「なるべくフィールドの選手と同じにしたい。遊びは本気でやらないと楽しくないので」

 

仕上げに袖口をわざとめくって、布っぽい質感を演出します。

 

 

中川キャスター「おーリアル!よれた感じ、布感出ます!」

 

開始から2時間。

 

 

バクさん「完成です!」

 

これまでペイントしたジャージは70種類以上。今回のワールドップも自慢のジャージで、すべてのチームを全力で応援したいといいます。

 

 

バクさん「いろいろなことをする人がいた方が自由で楽しい感じになるかなと。ぜひ皆さんが喜んでくれるといいですね」

 

 

中川キャスター:リーチマイケル選手からもあのジャージにサインしてもらったことがあるとのことでした。村上(茉愛)さんいかがでしたか?

 

村上さん: 日本だけじゃなく違う国も描いて応援してくれるのはうれしいですし、応援する側もされる側もうれしい思いになりますよね。会場で見つけたら写真を撮ってみたいです!

 

 

 

 

 

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