特集 渡嘉敷来夢のオンライン教室 バスケットボールの未来を担う子どもたちへ

今年度から新メンバーとなった馬瓜エブリンさんの新コーナー「スマイリンエブリン」。スポーツやアスリートの新しい価値観をみつめ、笑顔を届けていきます。今回は未来のバスケットボール選手を育む取り組みとしてENEOSが2年前から始めている「オンラインバスケ教室」。仕掛け人はキャプテンの渡嘉敷来夢選手です。渡嘉敷選手と直接交流をすることで、バスケットボールの未来を担う子どもたちをアシストしようというこの取り組みについて、馬瓜エブリンさんに紹介していただきました。(サンデースポーツ 2023年4月16日放送)
1対1での選手とファンの交流
渡嘉敷選手「本日はご応募していただきありがとうございます。」
エブリンさん:渡嘉敷選手の元気なあいさつで始まるこの教室、すでに200人の子どもたちのさまざまな相談ごとに乗って来ました。この日は8人が参加。質問の多くはやはりバスケットボールに関すること。
生徒「(プレー中)視野を広くするにはどうしたらいいですか?」
渡嘉敷選手「1対1になった時に自分のマークマン(相手)を見たら、自分のマークマンしか見れないので、自分は基本バスケットで言うとリングを常に見ようとしています。」
エブリンさん:世界最高峰のリーグWNBAでプレーした第一人者が、自らの経験も交えて率直に答えていきます。
生徒「キャプテンをやっているんですけど結構気性が荒くて、すぐ怒っちゃったり…」
渡嘉敷選手「一緒一緒。イラっとするときあるよね。気性が荒くなっちゃうの分かる。めっちゃ短気だもんバスケになったら。本気なの。勝ちたいし負けたくないから熱くなっちゃうんだけど、きつい中でも言うことはポジティブみたいな。例えば“こんなんじゃ駄目だよ”っていうよりも“今ここでふんばらないと 頑張ろうよ”みたいな。」
エブリンさん:この教室に参加していた中学3年生の藤嶋心桜さん。髪形を同じショートカットにするほど渡嘉敷選手に憧れてきました。
渡嘉敷選手「髪型いいね。」
心桜さん「ありがとうございます。」
エブリンさん:試合会場にも足を運び、声援を送ってきた心桜さん。聞いてみたかったことが。
心桜さん「来夢ちゃんにとってファンはどんな存在ですか?会場で応援の声は届きますか?」
渡嘉敷選手「めちゃくちゃ届いてますよ。ファンは自分にとって頑張る源というか…。皆さんが応援してくれるからどんな時も踏ん張れるって、本当に思ってるんです。勝った時も、もちろん自分もうれしいし、チームメイトと喜びを分かち合うけど、一番は応援してくれてる方たちに恩返しできたなという気持ちになります。」
心桜さん「これからもいっぱい応援します。」
渡嘉敷選手「はい、お願いします!」
心桜さん「ファンを大切にしてくれている選手なのですごく嬉しかったです。これからももっと応援したいと思いました。」
エブリンさん:1対1での選手とファンの交流。地道な取り組みがお互いの絆を深めています。
エブリン:ご覧になったとおり渡嘉敷選手は本当におもしろくて元気な方で、日本代表の海外遠征でゲームをやったんですよね、オフの日に。その際も絶対負けたくないっていうぐらい、ゲームなのに真剣勝負しているような方。こういった活動もトップの選手にあれだけの近さで教えてもらえるというのは非常に子どもたちからしたらいい経験ですし、それ以上に選手の魅力や人柄が伝わるようなすばらしい取り組みだなと思いましたね。