特集 まるで校則!?フィギュアスケートの衣装ルール

※この記事は、2018年2月に公開したものを一部修正して再掲載しています。
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フィギュアスケートの衣装。華やかさの裏には厳しいルールの存在が…
みなさんがフィギュアスケートを楽しむのに注目するポイントはどこですか?
演技や大会の結果ももちろんですが、選手たちが身にまとうあの華やかな衣装も気になりますよね。
この衣装、じつはガチガチのルールで縛られているのです!
規定に違反していると、なんと競技中の転倒と同じ1.0点の減点に!
衣装に関する規定の厳しさ…それはまるで校則のよう!
と、いうことで、フィギュアスケートの衣装における厳しい規定を校則風にご紹介します!
【規則その一】過度な露出を禁じる。又、他の生徒に裸を連想させてはならない。
以下に当てはまるものは、品位を損なう衣装とする。
(イ)過度に肌を出したもの。
(ロ)肌色の布で覆われていても、裸体を連想させるもの。
(ハ)男子生徒において、「わき毛」が見えること。(ノースリーブの場合はムダ毛処理が必要)
【規則その二】アイスダンス専攻の女子は、スカートに3か所以上のスリットがあってはならない。
アイスダンスにおいても、衣装は控えめで品位があるものとする。
よって、派手なもの、かつ芝居じみたものを禁止する。
又、女子生徒においては以下の規則を遵守しなければならない。
(イ)上半身の半分以上を布で覆うこと。
(ロ)スカートを着用すること。又、スカートが腰回りをくるんでいること。
【規則その三】男子生徒は、タイツの着用を禁ずる
男子生徒はズボンを着用しなければならない。
この時、タイツの着用は認めない。
又、ズボンは靴が隠れる丈、つまり長ズボンのみとする。
【規則その四】仮面の着用は認めない。小道具を所持し、演技に臨むことはあってはならない。
競技において、小道具の使用を認めない。
取り外しのできるアクセサリーなどもこれに該当する。
よって、仮面や覆面は使用してはならない。
又、衣装の一部であっても、電飾は認めない。
【規則その五】衣装の一部が氷上に落ちることを禁ずる。
衣装の一部が取り外せることは認めない。
競技中に衣装の一部、又、髪飾りなどの装飾が氷上に落ちてはならない。
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厳しい衣装ルールに驚いた方も多いのではないでしょうか?
自由で大胆に見えるあの衣装たちも、これらのルールの範囲内で作られていたものだったのです!
衣装含めて、フィギュアスケートを楽しみましょう!