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特集 ロコ・ソラーレが地元凱旋! ハイレベルな争いに注目 【カーリング日本選手権 女子 見どころ】

カーリング 2022年5月20日(金) 午前9:50

北京五輪の銀メダルで世の中の話題をさらったロコ・ソラーレ。五輪以降、日本で初めての公式戦が、北海道・北見市で開催される日本選手権とあって「ロコ・ソラーレの地元凱旋」が今大会の大きなトピックだろう。

ロコ・ソラーレは今季を優勝で締めくくれるか?

 

そのロコ・ソラーレは、4月にカナダで行われた「プレーヤーズ選手権」でベスト8という成績を収めた。スキップの藤澤五月は「海外遠征を再開できたことで試合数をこなせるようになり、対戦相手に合わせた戦術面を極めることができた」と、みずからの成長に手ごたえを感じているようだ。更なる飛躍を遂げた今季を日本選手権優勝で締めくくりたい。

 

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打倒ロコを目指すフォルティウス

しかし、近年の女子は実力伯仲で、ロコ・ソラーレにとっても日本選手権の優勝は簡単ではない。「打倒ロコ」を目指す各チームをご紹介しよう。

 

まず、去年ロコ・ソラーレを決勝で破ったフォルティウス。今季は、“激動”と言うべきシーズンだった。

 

 

昨年9月、北京五輪出場権をあと一歩で逃したフォルティウスは長年続いてきた北海道銀行とのスポンサー契約を解消。スキップの吉村紗也香、小野寺佳歩、近江谷杏菜、船山弓枝の4人で活動を始めた。その後、新メンバーの加入、スポンサーとの契約など、話題に事欠かなかった。日本選手権は新生フォルティウスの行方を占う重要な大会。連覇で健在をアピールできるか。

 

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中部電力も優勝候補の1つ

この5年で日本選手権2度優勝の中部電力も、もちろん優勝候補の一つだ。

 

 

今年は3月の世界選手権に日本代表として出場。これまで北澤育恵・中嶋星奈の併用が続いていたスキップを北澤に固定。強豪チームとも互角に渡り合って激しいプレーオフ進出争いを繰り広げた。コロナウイルスの影響で途中棄権となったが「平常心でプレーできれば、自分たちのカーリングが世界で通用することを再確認した」という北澤の言葉通り、チームは自信を深めた様子。どんな戦いを見せてくれるのか楽しみだ。

 

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富士急は新布陣で王者を目指す

今大会、ポジションを入れ替え新布陣で臨むのは富士急だ。

 

 

不動のスキップだった小穴桃里が今回リザーブにまわり、’20から加入した元ソチ五輪代表の苫米地美智子がリード、小谷姉妹の姉・優奈がフォース、妹の有理沙がサードスキップを務める。チームは去年の国際大会でピョンチャン五輪金メダルのスウェーデンチームを破るなど、世界での経験を積んできた。ここまでご紹介した“4強”の中では最も優勝から遠ざかっている富士急が4年ぶりの日本王者を目指す。

 

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“新生”北海道銀行 躍進を遂げる可能性も

優勝経験のある4チームに対し、その勢力図に割って入る実力を秘めるのが、“新生”北海道銀行だ。

 

 

チームは去年の「北海道銀行」のメンバーのうち、伊藤彩未と田畑百葉の2人が「北海道銀行カーリング部」として活動をスタート。おととしの日本ジュニア選手権を制した仁平美来・中島未琴の2人が加わり、フレッシュなメンバーで北海道地区を勝ち抜いた。スキップを務める田畑は’20ユース五輪で銀メダルを獲得した有望株。次世代を担う逸材たちが、躍進を遂げる可能性は大いにある。 

 

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他にも、去年5位・SC軽井沢クラブら、実力者がもれなく顔を揃えた女子。ロコ・ソラーレが銀メダリストの貫禄を見せるのか、それとも…。見どころの多い、ファン必見の大会となりそうだ。

この記事を書いた人

種田純郎 ディレクター

種田純郎 ディレクター

スポーツ中継ディレクター。

2013年入局。福岡局→スポーツ番組部を経て、現在はスポーツ中継番組担当。

カーリングでは、ピョンチャン五輪日本代表決定戦や、ピョンチャンでの現地取材を経験。日本選手権・世界選手権の中継も担当している。

いつか自分でカーリングチームを作ってみたい。

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