特集 樋口新葉 北京オリンピック フィギュアスケート日本代表 初めてのオリンピックに挑む

2021年12月の全日本選手権で2位に入り、北京オリンピック代表をつかんだ樋口新葉選手。トリプルアクセルを武器に、成長し続けている21歳の樋口選手のこれまでをまとめました。
2016年 ジュニアの世界選手権で銅メダル
ジュニアの世界選手権 表彰式 樋口選手(右)
樋口選手は、2016年に行われたジュニアの世界選手権で前年に続き3位。ジュニア枠からの推薦出場となった同じ年の全日本選手権では、浅田真央選手や村上佳菜子選手、坂本花織選手らを抑えて2位。注目を集めました。
ジュニア推薦枠で出場した全日本選手権で2位
2018年 世界選手権で銀メダルを獲得
ショートプログラムで演技する樋口選手
フリーの演技を終え、両手でガッツポーズする樋口選手
2018年の世界選手権では銀メダルを獲得。樋口選手がフリーの演技終了後に大きく両手でガッツポーズした姿は印象的でした。着実に力を伸ばしていた樋口選手はピョンチャンオリンピック代表が有力視されていました。しかし、代表選考を兼ねた2018年の全日本選手権で4位、あと一歩というところでオリンピック代表の座を逃してしまったのです。
2021年 全日本選手権2位 北京オリンピック代表に
ショートプログラムで演技する樋口選手
フリーの演技を終えた樋口選手
ピョンチャンオリンピックへの切符を逃してしまった樋口選手。しかし、その後も着実に力を伸ばし、2021年12月の全日本選手権では2位。見事に北京オリンピック代表に内定しました。
トリプルアクセルに磨きをかけ、今シーズンの試合では何度も成功させている樋口選手。オリンピックでは、フリーだけでなく、ショートプログラムでも、トリプルアクセルに挑戦することを表明しています。まだまだ成長し続ける樋口選手から目が離せません。