特集 宇野昌磨 北京オリンピック フィギュアスケート日本代表 2大会連続でオリンピックに挑む

宇野昌磨選手は、2021年11月のNHK杯で優勝、さらに、12月の全日本選手権で2位となり、北京オリンピック代表をつかみました。銀メダルを獲得した前回のピョンチャン大会に続き、2回目のオリンピックの舞台に挑む宇野選手のこれまでの活躍をまとめました。
2014年 全日本選手権2位 飛躍のきっかけに
表彰式で銀メダルを持つ宇野選手
5歳でスケートを始めた宇野選手。2014年には、全日本選手権で2位に入り、この時のシーズンをきっかけに飛躍していきました。
2016年 全日本選手権で初優勝
2016年の全日本選手権ではショートプログラム2位から逆転で、初優勝を果たします。
フリーで演技する宇野選手
2017年 世界選手権で銀メダル獲得
翌年には、全日本選手権で連覇を達成した後、世界選手権で銀メダルを獲得。ピョンチャンオリンピック代表に選ばれました。
世界選手権フリーで演技する宇野選手
2018年 ピョンチャンオリンピックで銀メダル
フリーで演技をする宇野選手
ピョンチャンオリンピック表彰式でメダルを持つ宇野選手
ピョンチャンオリンピックでは、銀メダルを獲得。初めてのオリンピックで、見事に結果を出しました。宇野選手はインタビューで「どれだけ体調が悪くても、どれだけ疲れていても、ミスを1つ以内に抑えることを目指して練習し続けてきたので、それが試合に出た。自分がやってきたことが間違っていなかったことを証明できた」と話し、充実感を漂わせました。
2019年 全日本選手権4年連続4回目の優勝
ショートプログラムで演技する宇野選手
表彰式でメダルをかける宇野選手
2019年の全日本選手権では、4年連続4回目の優勝。ショートプログラムでは2位でしたが、フリーで巻き返し、首位に立っていた羽生結弦選手を上回っての優勝でした。
2021年 NHK杯 3年ぶり2回目の優勝
ショートプログラムで演技する宇野選手
NHK杯の表彰式での宇野選手
去年11月のNHK杯で、ショートプログラム、フリーともに1位となった宇野選手は、3年ぶり2回目の優勝を果たしました。また、この大会で宇野選手はフリーとショートプログラムとの合計で自己ベストを更新しました。
その翌日には、「ピョンチャンオリンピックの前までは世界一になれたらいいなという感じだったが、今は世界一になれる練習をしていこうと考えている。結果としての1位ではなく、世界でトップを争い続けられる選手になりたい」と今後の抱負を語りました。
全日本選手権表彰式での宇野選手
去年12月の全日本選手権では羽生選手に続いて、2位となり、北京オリンピック代表を決めました。オリンピック2大会連続のメダル獲得なるか、宇野選手の活躍から目が離せません。