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特集 スノーボード日本代表 注目はハーフパイプやビッグエア!複数のメダルなるか? 北京オリンピック

オリンピック 2022年1月27日(木) 午後7:00

スノーボードは1998年の長野大会から採用されました。前回のピョンチャン大会では、ハーフパイプの平野歩夢選手が2大会連続となる銀メダルを獲得するなど注目を集め、北京大会でも複数のメダル獲得が期待されています。男女、混合の合わせて11種目が行われる予定です。

<男子・女子共通>

▽ハーフパイプ ▽スロープスタイル ▽ビッグエア ▽パラレル大回転 ▽スノーボードクロス

 

<混合種目・新種目>
▽混合団体スノーボードクロス

代表選手の顔ぶれと見どころ

ハーフパイプは8人です。

 

平野歩夢選手・二刀流で悲願の金メダルへ

平野 歩夢 選手

最大の注目は平野歩夢選手です。

 

2018年ピョンチャンオリンピックで銀メダルを獲得した平野歩夢選手(左端)

前回大会で、アメリカのショーン・ホワイト選手との激闘の末、銀メダルを獲得しました。

 

15歳で挑んだソチ大会でも銀メダルを獲得していて、北京大会は念願の金メダルが期待されています。

 


平野選手は、半年前に行われた東京オリンピックのスケートボードにも出場し、二刀流に挑戦してきました。

 

わずかな期間で世界のトップに戻ってきた驚異の調整力に注目が集まっています。

 

戸塚 優斗 選手

このほか、20歳の戸塚優斗選手は、昨シーズン主要な国際大会をすべて制すなど圧倒的な強さを見せました。

 

平野 流佳 選手

今シーズン好調の19歳、平野流佳選手も表彰台を狙える実力があります。

 

北京大会は、選手たちの繰り出す大技にも注目が集まっています。

 

2021年12月 デュー・ツアー スノーボード ハーフパイプ 男子 決勝 平野歩夢選手が大技「トリプルコーク1440」に初成功

平野歩夢選手が去年(2021年)12月の国際大会で成功させた軸を斜めに縦に3回転、横に4回転する「トリプルコーク1440」は、これまでオリンピックで決めた選手はいません。

 

戸塚選手や平野流佳選手も練習で着地に成功していて、日本勢を中心とした大技のかけ合いの戦いになる可能性もあり目が離せません。

 

 

女子ビッグエアは日本選手の表彰台独占なるか

2018年ピョンチャンオリンピック 女子ビッグエア

女子のビッグエアは北京大会での注目種目です。今シーズンのワールドカップでは日本勢がここまで2戦2勝と世界をリードしています。

 

村瀬 心椛 選手

このうち、初戦で優勝した17歳の村瀬心椛選手は、年齢制限により前回のピョンチャン大会に出場できませんでしたが、当時から世界クラスの実力を持っていました。安定感のあるエアに加えて技の種類も豊富で、初出場の大舞台で実力を発揮できるか注目されています。

 

岩渕 麗楽 選手(左) 鬼塚 雅 選手(右)

このほか、今シーズンのワールドカップ第2戦を制した岩渕麗楽選手や、昨シーズンの世界選手権で3位に入った鬼塚雅選手もメダル獲得の期待がかかります。

 

村瀬選手を含む3人は、世界でも数人しかできない3回転半の大技を持っています。3回の演技の中で、こうした大技をどこで出すのか、勝負の場面で決めることができるのか、メダルをめぐる駆け引きにも注目です。

 

 

竹内智香選手、6大会連続の五輪

2014年 ソチオリンピックで銀メダルを獲得した竹内智香選手

注目は竹内智香選手です。2014年のソチ大会でスノーボードの日本女子として初めてのメダルとなる銀メダルを獲得した第一人者です。

 

冬のオリンピックでは、日本の女子で最多となる6大会連続の出場となります。

 

2021年3月 世界選手権 女子パラレル大回転

竹内選手は前回のピョンチャン大会で5位に入賞したあと、2年半ほど競技の第一線から遠ざかっていましたが、おととし(20年)復帰しました。大会に向けては「4年前よりもいい状態で入れる」と話すなど調子を上げていて上位進出が期待されています。

 

このほか、初出場となる18歳の三木つばき選手も注目されています。

 

三木 つばき 選手

今シーズンのワールドカップでは、自己最高の4位に入りメダルまであと一歩に迫りました。

 

 

高原宜希選手・日本男子勢4大会ぶりの出場

 

起伏やカーブの激しいコースを複数の選手が同時に滑って競うクロス。

 

高原 宜希 選手

高原宜希選手は、日本男子勢として2006年のトリノ大会以来、4大会ぶりの出場となります。今シーズンのワールドカップではひとけた順位を複数回マークするなど上位進出も期待されています。

 

中村 優花 選手

女子の中村優花選手は、全日本スキー連盟の派遣基準のうち「育成枠」での出場です。大舞台で世界のトップ選手たちに挑みます。

 

北京大会から新たに採用された「混合団体」は、男女2人でペアを組みます。男子のフィニッシュタイムに応じて女子のスタートゲートが開くルールで行われ、トーナメント方式で争われます。

 

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この記事を書いた人

小林 達記 記者

小林 達記 記者

平成26年NHK入局。神戸局、大阪局を経て、スポーツニュース部。

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