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特集 スピードスケート日本代表 複数の金メダルなるか? 北京オリンピック

スピードスケート オリンピック 2022年1月25日(火) 午後6:10

スピードスケートは、1周400メートルのリンクで競います。日本は前回のピョンチャン大会で金メダル3個を含む6個のメダルと、史上最多のメダルを獲得しました。

 

北京大会の日本代表は男女あわせて15人、前回を越える複数の金メダルを含むメダル7個を目標に掲げています。

複数の金メダル獲得へ 髙木美帆

2018年 ピョンチャンオリンピック  女子1500mで銀メダル

女子中長距離のエース、髙木美帆選手は、個人種目で女子500メートル、女子1000メートル、女子1500メートル、女子3000メートルの合わせて4種目に出場します。大会初日に行われる女子3000メートルは、前回大会5位に入賞していて、日本選手団、メダル第1号となる可能性があります。

 

2021年12月 W杯ソルトレークシティ大会 女子1500mで優勝

そして、前回大会銅メダルの女子1000メートルと、銀メダルの女子1500メートルで、今大会は金メダル獲得が期待されます。今シーズンのワールドカップでいずれも優勝を果たしている得意種目で、特に女子1500メートルは出場した3大会すべてで優勝しています。


髙木選手は「怖さはあるが、守りに入りたくない」と自身が北京大会のテーマに掲げる攻めきる滑りを体現できるかが鍵となります。

連覇なるか 小平奈緒

2018年 ピョンチャンオリンピック 女子500mで金メダル

女子短距離のエースの小平奈緒選手は前回金メダルの女子500メートルと、銀メダルの女子1000メートルに出場します。

 

2021年11月 W杯スタバンゲル大会 女子500mで優勝

股関節の違和感の影響で一時不調に陥った昨シーズンを乗り越え、今シーズンは、ワールドカップでそれぞれの種目で優勝するなど本来の滑りが戻ってきました。特に女子500メートルでは、スピードスケートの日本選手として初となる連覇が期待されていて「私だけが持つ連覇のチャンスを楽しみたい」と意気込んでいます。

作戦に注目 女子団体パシュート

(左から)髙木 美帆、髙木 菜那、佐藤 綾乃、押切 美沙紀の各選手

3人一組で隊列を組み6周のタイムを競う、女子団体パシュート。髙木美帆選手、髙木菜那選手、佐藤綾乃選手と押切美沙紀選手の4人のメンバーで、2大会連続の金メダル獲得を目指します。

 

2018年ピョンチャンオリンピック 女子団体パシュートで金メダル

前回大会は、空気抵抗を極限まで抑えるための一糸乱れぬ隊列と、スピードを落とさないための素早い先頭交代といった「組織力」で金メダルをもぎ取りました。

 

2021年12月 W杯カルガリー大会で2位に入る

北京大会に向けては、それぞれの選手の成長に加え、新たな作戦を取り入れ先頭交代を1回もしなかったり選手どうしが手をつないだりとさまざまな形を試してきました。


今シーズンのワールドカップで、すべて優勝しているカナダや、個人種目のメダリストをそろえる前回大会銀メダルのオランダといった強豪チームにどのような作戦で日本が立ち向かうのかがポイントになります。

お家芸復活なるか男子500メートル

(左から)新濱 立也 選手、村上 右磨 選手、森重 航 選手

前回大会、女子の活躍が目立った一方で、メダルなしに終わった男子は、かつて日本のお家芸といわれた男子500メートルで、1998年長野大会の清水宏保さん以来、6大会ぶりの金メダルを狙います。


いずれも初出場の新濱立也選手、村上右磨選手、森重航選手の3人のスプリンターが1つのミスも許されない、わずか30秒あまりのレースに挑みます。

 

(左から)堀川桃香、押切美沙紀、佐藤綾乃、髙木美帆、小平奈緒、郷亜里砂、髙木菜那、小坂凛の各選手

 

(左から)土屋良輔、一戸誠太郎、村上右磨、新濱立也、森重航、小島良太、小田卓朗の各選手

 

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この記事を書いた人

猿渡 連太郎 記者

猿渡 連太郎 記者

平成25年 NHK入局

宮崎局を経て、スポーツニュース部。

 

 

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