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特集 “かっこよく滑る”がすべて!スケートボード

その他のスポーツ 2021年10月19日(火) 午後0:11

東京オリンピックでは、堀米雄斗選手 西矢椛選手 四十住さくら選手が金メダルを獲得するなど大活躍して一層注目を集めた「スケートボード」。街中でよく見かける若者の遊びと思っていた方も多いのでは?スポーツ競技としての「スケートボード」のルールや魅力をご紹介します!

とにかくかっこよさを競うスポーツ

 

スケートボードは車輪のついた板に乗って技を決め、その「かっこよさ」を競うスポーツ。

 


東京オリンピックで採用されたのは「パーク」と「ストリート」の2種目。

 


パークは、こんな風に丸くくぼんだところを滑りながら、エッジのところでジャンプしたり、回転したりします。

 


ストリートは、街中を再現したコースを滑りまわる競技。階段をジャンプしたり、手すりの上を滑ったりします。

 

今回は、「ストリート」に注目して説明します。

階段でも手すりでも“メイク”しまくり!?
ストリートの基本知識

 

スケートボードでは技のことを“トリック”、トリックを成功させることを“メイクする”といいます。

 


だからストリート種目のスケーターは、階段でも手すりでも“メイクしまくり”!

 


例えば、コース内にある縁石に乗って板の部分で滑る「スライド」もトリックのひとつ。

 


このトリックはそのままだと滑りにくいため、縁石のほうに専用のワックスが塗られているのだそう。

 


この他の代表的なトリックには、「オーリー」と呼ばれるジャンプ技があります。これは一番基本の技!一流選手なら、距離にして3mは跳ぶことができるのだとか!

 


このオーリーをしながらつま先でボードをはじき、進行方向を軸に一回転させる技を「キックフリップ」、かかとを使って逆方向に回転させる場合は「ヒールフリップ」と言い、他にも垂直方向を軸にボードを回転させる技など、トリックの種類は実にさまざま。

 


ボードの回転が増えて技が複雑になればなるほど、高評価につながるんです。

技の点数に決まりなし!?採点の仕組み

 

ストリートの試合では、5人の審判がそれぞれ10点満点で採点。一番高い点と一番低い点を除いた平均点が1回の滑走の得点になります。

 


選手は45秒間を自由に滑る「ラン」を2回、難易度の高い技を一回だけ披露する「ベストトリック」を5回、そのうち得点の高かった4回の合計得点で競います。

 


技が難しかったり、スピードが速かったりするほど高得点が出やすいですが、どの技が何点などの決まりはありません。“かっこよく滑る”ことが全て!

 


“なんとかできた”ではなくて、“余裕のある感じ”で技を決めるほうが、より高評価につながるんだそうです!

自由さが魅力!でも“ぐりっちょ”に要注意!

 

使用するボードは大きさに決まりはなく、どんなに大きくても、どんなに小さくてもOK。

 


試合も、コースのどこから始めたってOK。

 


さらには服装にも決まりはないので、スーツでも着物でも、着ぐるみでもなんでもOK!とにかく自由!

 


そんな自由さが魅力のスケートボードですが、ときに着地に失敗して足をひねってしまうことも…。スケートボードで最も多い怪我のひとつ、捻挫のことをスケーターは“ぐりっちょ”と言い、足だけでなく心もくじけてしまうこともしばしば…。着地時の怪我には要注意です!

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