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車いすラグビー日本代表 倉橋香衣“職人技”はここにあり!東京パラリンピック

2021-08-29 午前 0:45

パラリンピックの車いすラグビーは、男女が一緒にプレーするのが特徴の1つ。この車いすラグビーで、女子選手として初めて日本代表に選ばれたのが、倉橋香衣選手(30)です。

 

この倉橋選手、試合中は、ほとんどボールを触ることはありませんが、こんな“職人技”でチームに貢献しているんです!

数センチの“隙間”を狙う守備

攻撃型と守備型の2種類の車いすが使われている車いすラグビー。倉橋選手の主な役割は、ディフェンスのため、試合で使っているのは「バンパー」がついた守備型の車いすです。

 

 

一方、倉橋選手が相対する攻撃型の選手は、小回りが利くようコンパクトで丸みを帯びた形状の車イスを使っています。

 

 

実は、倉橋選手、この攻撃型の車いすのタイヤとウイングの間にある数センチの隙間に(青丸部分)、自分の車いすのバンパーの先を突っ込むという“職人技”を駆使して、相手選手の動きを止めることもあるんです。

 

東京パラリンピックでは、この“職人技”で相手の攻撃を封じ込める役割を果たし、日本代表の予選リーグ3連勝に貢献しました。

 

味方の攻撃も“先読み”でサポート!

倉橋選手は、磨きをかけてきた“先読み”で日本代表の攻撃にも貢献しています。

 

 

予選リーグ2試合目のデンマーク戦では、倉橋選手が相手の動きを“先読み”。相手をブロックすることで池崎大輔選手の進路を確保し、トライに結びつけることができました。試合中には、ボールを触ることはほとんどない倉橋選手は、こういうプレーでチームに貢献しているんです。

2大会連続のメダルに向けて

 

倉橋選手は、日本代表のケビン・オアー監督が女性選手を起用する戦術を打ち出したことをきっかけに、2017年に初めて日本代表に選ばれました。

 

車いすラグビーでは、障がいの程度に応じて各選手に、持ち点が与えられています。障がいが軽いほど点数が高く、障がいが重いほど点数は低くなります。コート上の4人の合計は8点を超えてはいけませんが、女性選手が入るとチームの合計に0.5ポイントが加算されます。このルールで、より障がいの軽い選手を起用することができます。こうした面でもチームに貢献しています。

 

 

日本代表は予選リーグを3連勝で通過しましたが、準決勝でイギリスに敗れたため、2大会連続の銅メダルをかけて3位決定戦に臨みます。3位決定戦の相手はオーストラリア。予選リーグでは日本が勝利を収めましたが、パラリンピック2連覇中の強敵です。日本代表が、ふたたび強敵を相手に勝利を収めることができるか注目です。

 

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