ストーリー柔道

柔道 ルール変更から初めてのオリンピック! どこが変わった?

2021-07-28 午後 08:15

東京オリンピックで、日本代表のメダル獲得が続く柔道。でも、なんかルールが変わってる?実は今大会、ルール変更後初めてのオリンピックなんです。

前回の五輪後に「有効」が廃止

男子81キロ級 準々決勝  技ありで勝利の永瀬貴規選手(左)

 

柔道は、国際化の流れを受けて「一本」と「技あり」に加え、国際柔道連盟が、より軽いポイントの「効果」や「有効」を追加してきた歴史があります。

 

しかし、国際柔道連盟は、小さなポイントを稼いで逃げ切るようなスタイルよりも「一本」による勝敗の決定を重視しようと、2008年に「効果」を廃止。さらに、より攻めを重視し「一本」の実現を図るためとして、2016年のリオデジャネイロ大会後に「有効」も廃止しました。このため、今回の東京オリンピックでは「技あり」と「一本」で競うルールになりました。

反則負けのルールや試合時間も変更

男子60キロ級 決勝  相手の反則(指導3回)で勝利の髙藤選手

 

消極的な姿勢を見せた場合などに審判から出される「指導」をめぐるルールも、前回のオリンピック後に変更されました。

 

リオデジャネイロ大会のときは、指導4つで反則負けとなっていましたが、現在のルールでは 指導3つで反則負け

 

東京大会の男子60キロ級の決勝戦、日本最初の金メダルを獲得した髙藤直寿選手は、このルールに則って勝利をおさめました。

 

また、5分だった男子の試合時間は4分に短縮。新種目の「混合団体」の実施に備えて、女子と同じ試合時間4分に統一されました。

「時間無制限」は前回大会でも

女子70キロ級 準決勝 16分超の熱戦を制した 新井千鶴選手(右)

 

ポイントで決着がつかなかった場合の時間無制限の延長戦は、2016年のリオデジャネイロ大会のときには導入されていました。

 

この方式が導入される前は、延長戦の時間内に決着がつかない場合、審判による「判定」で勝敗を決めていましたが、現在は決着がつくまで試合が終わりません。

 

このルールにより、今大会金メダルに輝いた 女子70キロ級 新井千鶴選手の準決勝は、4分の試合時間と延長戦、合わせて16分41秒の大熱戦になりました。

新種目「混合団体」にも注目を

2021年6月 柔道世界選手権 混合団体の日本代表チーム

 

オリンピックで、ルール以外に新たに導入されたものといえば、新種目の「混合団体」です。東京オリンピックでは、7月31日(土) 柔道の最終日に行われます。

 

男子は、73キロ以下、90キロ以下、90キロ超の3人 女子は、57キロ以下、70キロ以下、70キロ超の3人 あわせて6人でチームを構成し、勝利数を競う団体戦です。

 

柔道日本代表が、最終日を金メダルで締めくくることができるか、ぜひご注目ください。

 

これまでの試合の動画・今後の競技日程はこちらから

柔道 | 東京2020オリンピック

 

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