ストーリーその他のスポーツ

五十嵐カノア “銀”! 都筑有夢路 “銅”! 東京オリンピック新競技サーフィン

2021-07-27 午後 11:19

東京大会の新競技サーフィンは、日本代表“波乗りジャパン”のうち男子の五十嵐カノア選手が銀メダル、女子の都筑有夢路(つづき・あむろ)選手が銅メダルを獲得。オリンピックの歴史に新たな1ページを刻みました。

五十嵐  “最強のライバル” 倒して銀!

表彰式の五十嵐選手(写真右)

 

台風の影響で試合日程が大幅に変更される中、27日午前に行われた準々決勝。アメリカ代表のコロヘ・アンディーノ選手と対戦した五十嵐選手は、難しいコンディションの中でも、トンネル状になった波の中を通り抜ける技“チューブ”を決めるなど得点を伸ばして勝利しました。

 

準々決勝でチューブを決める五十嵐選手

 

五十嵐カノア選手

「いつもは相手選手と戦っているが、今日は海と戦っているようだった」

 

その後、準決勝で五十嵐選手が対戦したのは、2014年、2018年の世界チャンピオンで世界ランキング現在1位のガブリエル・メディーナ選手(ブラジル)。

 

ガブリエル・メディーナ選手

 

中盤までは“世界最強”と言われるメディーナ選手にリードされる展開。しかし、試合時間残り8分を切ったところで波を捉え、空中に飛び出した五十嵐選手。

 

準決勝で大技のエアリアルを決める五十嵐選手

 

大技のエアリアル(空中に飛び出して決める技)を見事に決め、これが9.33の高得点を獲得し逆転。そのまま勝利を納めました。

五十嵐カノア選手

「毎日練習してきたこの技を大切なタイミングで出せて嬉しい。一生忘れられないエアリアルになると思う」

 

 

試合後五十嵐選手を迎える大原洋人選手(写真右中央)

 

試合後には準々決勝で惜しくも敗退した日本代表の大原洋人選手と喜びを分かち合う場面も見られました。

厳しいコンディションの中 決勝

そして迎えた決勝。相手は準々決勝で大原選手を破ったブラジル代表のイタロ・フェレイラ選手。現在世界ランキング2位の実力者です。

フェレイラ選手は試合開始直後、大技を狙うも波のパワーで板が真っ二つに。

 

大技を狙い荒波に挑むフェレイラ選手

 

しかし、波のパワーで板が…

 

しかし、その後は安定したパフォーマンスで7点台の高得点を相次いでマークしリードを広げます。一方、五十嵐選手は果敢に技にチャレンジするも得点を伸ばす事が出来ません。

五十嵐カノア選手

「コンディションがどんどん変わっていく中でリズムがつかめなかった。自分のプランに合った波に出合うことが出来なかった」

 

惜しくも金メダルには届きませんでしたが、オリンピック史上初のサーフィン男子銀メダリストになりました。

試合後、涙ながらに語った言葉は…

五十嵐カノア選手

「自分の目標には近い結果だが、ここまで来たので金メダルを取りたかった」

「家族はいつもそばに居てサポートしてくれた。一生感謝したい」

 

 

敗戦後の五十嵐選手

波を見極め銅メダル

銅メダル獲得を決めた都筑選手

    

都筑有夢路選手も快挙を達成しました。第3ラウンドで世界ランキング4位の選手を倒した都筑選手。27日の準決勝では世界ランキング1位のカリッサ・ムーア選手(アメリカ)に敗れましたが、3位決定戦でキャロライン・マークス選手(アメリカ)に勝利しました。

「日本の台風の波は他の選手よりも経験している」との言葉通り、難しい波を確実に見極めて、銅メダルを獲得しました。

 

 

試合後のインタビューで都筑選手は、サーフィン界のこれからに対し思いを語りました。

都筑有夢路選手

「自分のメダルで日本の人にサーフィンを知ってもらえたら嬉しい」

 

 

新競技として採用された今回のオリンピック。日本代表“波乗りジャパン”は銀、銅2つのメダルを獲得する快挙を達成。サーフィン界のこれからにさらなる期待が集まっています。

 

 

2人を含めた“波乗りジャパン”のこれまでの戦いを動画で↓

サーフィン | 東京2020オリンピック

関連キーワード

関連トピックス

最新トピックス

RANKING人気のトピックス

アクセス数の多いコンテンツをランキング形式でお届け!