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特集 平野歩夢 銀メダリストにインタビュー

その他のスポーツ 2018年2月15日(木) 午後0:00

スノーボード男子ハーフパイプで2大会連続となる銀メダルを獲得した平野歩夢選手にインタビュー。

ーー早速メダルが輝いてますね 。受け取った気持ちは?

 

表彰式が、ほかの大会に比べて雰囲気も会場の規模も全然違うので、オリンピックのことを自分で実感できました。すごく感動もしましたし、すごくいい雰囲気に包まれました。

 

 

ーー同じ銀色でも4年前とは違いますか?

 

そうですね、重さはこっちのほうが重いんじゃないかと…、そんな気がしました。

ーー物理的なものだけじゃなくて?

 

そうですね。でも4年間、時間がたっているんで、やっぱりいろんな思いだったり、それなりに自分も色々考えて4年生活していて、いろんな思いが詰まって、なおさら前回よりいい銀メダルなのかな、そんな印象ですね。

 

 

ーー憧れのショーン・ホワイト選手との一騎打ち、この展開は予想していた?

 

そうですね、予選では必ず上がってくる、確実に上がって、決勝で、同じ技のレベルで競い合う、いちばんの強敵となると思っていました。

ーーその相手に勝つためにどんなことを考えていた?

 

やっぱり、抑えて金メダルを取れるような状況ではないと思っていたので、最初から自分の全力というか、覚悟を決めて攻めに出ました。

 

 

ーー1回目の滑走から4回転の連続やっていこうと?

 

そうですね。1回目は連続の4回転というよりは、4回転を決めてコンビネーションとしてのルーティンをイメージしていたんですが、着地が上手くいかなかったので。

 

もう2回目の滑走からは、攻めようという気持ちを最初から持っていました。それをぶっつけ本番で勝負に出た感じでした。

ーー1回目ホワイト選手が高得点出して、あせりはなかったですか?

 

ホワイト選手もさらに上のスキルのものを1回目に決めたんで、2回目、3回目にやってくるだろうなという予想がある程度ついていました。

それ以上のものを自分は用意しなきゃ、という上で、2回目、攻めに賭けた自分の滑りだった。すごくレベルの高い、これまでで一番の戦いだったと思っています。


ーー2回目の平野選手は4回転の連続、更に3回転半も連続で決めた、これは史上初なんですよね??

 

そうですね。でも本当に3回やって1回立てるか立てないかの難易度の高い構成だと思うんで、練習からポンポンやれるような技でもない、すごくリスクが高いので。

だから、やっぱり自分が「ここはこれ出さなきゃ勝てないな」という時しか、自分の4回転連続は出さないようにしていると言うか、出せないですね、なかなか。

 

 

ーーそれをこの舞台で決めた!

 

そうですね、それはすごく良かったです。

ーー決まった瞬間、どんな気持ちに?

 

うーん、技のルーティンとしては、結構いいところに行ったんじゃないかなと思うんですけど。あともうちょっと高さだったり完成度を良くできればなと思って。3回目、それを意識してやったんすけど、ちょっとまあだめだった。

ーー2回目終わった瞬間は勝てたかなと思った?

 

そうですね。抜いてくるのは最後のショーン・ホワイトぐらいなのかなというふうに自分も思ってたんで。まあ最後に見事にひっくり返された感じでしたね、今回は。

ーーホワイト選手はどうでしたか見ていて?

 

本当に彼の今回の最後の滑りも、過去の彼の滑りで最大の、いちばんいい滑りが、オリンピックの最後の滑りでできていた。プレッシャーもあっただろうし、やっぱ緊張もあったんだろうけど、その中でさすが良く決めてきたなって。そこまでは予想していなかったんで、ちょっとびっくりしました。

ーー抱き合ったシーンで何か話をした?

 

お互いおめでとうというような、本当にそれぐらい。たぶん自分のことで精一杯だったと思うんで、自分も、彼自身も。それぐらいのコミュニケーションしか…。

ーーショーン選手も4回転飛べたのは、平野選手がいたからだという話をしていました?

 

少しでも刺激を与えられていたのだったら。まあそう言ってもらえると良かった。いい大会だったのかなというふうに思います。

 

 

ーーこの4年間ふりかえって成長を感じている?

 

成長…そうですね。いろんな生活から、考え方から、自分の行動への取り組みから、まあすべてをやり直してきた部分というのが、地道にありました。自分としては長く感じた4年間でした。

結果がついてくることを忘れず、次も、先を目指してやれればなあというふうに思います。

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