ストーリー陸上

陸上 競歩 日本代表は史上最強の呼び声 複数のメダル獲得なるか? 東京オリンピック

2021-07-30 午後 04:15

陸上の競歩は、男子が20キロと50キロ、女子が20キロの男女合わせて3種目が行われます。

 

前回のリオデジャネイロ大会では、男子50キロで荒井広宙選手が銅メダルを獲得。日本競歩界初のオリンピックでのメダルという快挙でした。

 

あれから5年、今回のメンバーは「史上最強」の呼び声が高く、複数のメダル獲得が期待されています。

出場選手9人の顔ぶれ

男子20キロの代表は3人です。

 

(左から)山西利和、 池田向希、 高橋英輝の各選手


▽山西利和選手は25歳、初の代表。
▽池田向希選手は23歳、こちらも初代表です。
▽高橋英輝選手は28歳、2大会連続の代表です。

 

男子50キロの代表も3人、いずれも初代表です。

 

(左から) 丸尾知司、川野将虎、 勝木隼人の各選手

 

▽丸尾知司選手は29歳。

▽川野将虎選手は22歳。
▽勝木隼人選手は30歳です。

 

女子20キロも3人の代表です。

 

 

 (左から) 藤井奈々子、岡田久美子、 河添香織の各選手

 

▽藤井菜々子選手は22歳。

▽岡田久美子選手は29歳、2大会連続の代表。
▽河添香織選手は25歳。

藤井選手と河添選手は、いずれも初代表です。

最強の男子陣 山西は金メダル候補の筆頭

オリンピック開幕まで1か月と迫った6月22日。競歩界に衝撃が走りました。「世界一美しいフォーム」と言われる日本のエース、鈴木雄介選手が50キロの代表を辞退したのです。金メダルを獲得したおととし(2019年)の世界選手権での「酷暑」が影響したコンディション不良のためで、補欠だった勝木選手が急きょ、代表入りしました。

 

それでも、今回のメンバーが「最強」であることに変わりはありません。20キロも50キロも、世界ランキングの「トップ10」に複数の選手が常に入っている状況です。

 

 

山西利和選手

 

中でも金メダルの期待が高いのが20キロの山西選手です。おととしの世界選手権で金メダルを獲得、世界ランキングでも1位をキープしてきました。レースを重ねるごとに課題を見つけては、それを克服。レース展開を冷静に読みつつ、勝負どころを逃さず一気にスパートします。その盤石のレース運びにはスキが見えません。初の大舞台で海外勢との駆け引きを制することができれば、金メダルが現実味を帯びてきます。

 

 

男子50Km 川野将虎選手(左) 丸尾知司選手(右)

 

また、50キロでも日本記録保持者である川野選手と、歴代2位の丸尾選手にメダルの期待がかかります。4時間近く行われる50キロのレース。オリンピックで行われるのは今回が最後です。

 

舞台が東京から札幌に移ったとはいえ、夏の50キロは相手だけでなく、暑さとの戦いでもあります。日本陸上競技連盟は、東京オリンピック開催の決定後、真夏の本番のレースに向けた「暑熱対策」に力を入れてきました。こうした「オールジャパン」での戦略が実るのか、競歩関係者による「総力戦」とも言える戦いです。

女子の岡田 初の入賞目指す

 

岡田久美子選手

 

日本選手権は去年まで6連覇、おととしの世界選手権では6位入賞。岡田選手はまぎれもなく日本女子の第一人者です。躍進を続ける男子には引けを取らない実績を重ね、東京オリンピックでは女子初の入賞がかかります。

 

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この記事を書いた人

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佐藤 滋 記者

スポーツニュース部記者。平成15年 NHK入局。札幌局・山形局を経て現所属。途中1年間はネットワーク報道部に所属。オリンピック取材は、ソチ・リオデジャネイロ・ピョンチャンの3大会を経験。自身は小学3年から大学まで野球一筋。

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