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サーフィン男子 世界の強豪に日本代表は… 東京オリンピック

2021-07-25 午前 01:50

いよいよ25日(日)から競技が行われる、東京オリンピックの新競技・サーフィン。なかでも、サーフィン男子では、日本代表「波乗りジャパン」にメダル獲得の期待が集まっています。初回となる今大会、ブラジルやアメリカなど、強豪選手たちとの激戦が予想されています。

日本の“スター”サーファー

五十嵐カノア選手

 

注目されている日本代表のひとりが、五十嵐カノア選手。日本人の両親のもとアメリカ・カルフォルニア州で生まれ育った23歳です。18歳から世界のトップ選手32人が出場する「チャンピオンシップツアー」に参戦。2019年には日本人として初めてツアーで優勝、現在の年間ランキングは6位です。

 

 

五十嵐選手の持ち味は、スピードを活かしたダイナミックな「ターン」と、空中で繰り出す大技の「エアリアル」。華麗なサーフィンは世界でも評価されていて、日本のサーファーたちが「最も憧れる選手の1人」といわれています。

 ”地元の海でメダルを狙う”

大原洋人選手

 

もうひとりの日本代表、大原洋人選手(24)。身長162センチと小柄ながら、大きな水しぶきを上げる鋭いターンなどが持ち味です。

 

 

サーフィン会場になる千葉県一宮町出身の大原選手。幼い頃からこの故郷の海で技を磨いてきました。東京五輪が迫った今月9日、自身の結婚、そして妻の妊娠を公表。「五輪で一番高いところに立てるよう頑張る」と、地元で開かれる今大会に、特別な思いで臨みます。

ライバルは 世界的スターサーファー

 

日本代表の2人としのぎをけずるとみられているのが、チャンピオンシップツアーで優勝経験があり、年間ランキングの上位にいる3人のサーファーたちです。

史上最年少で世界を制す

ガブリエル・メディーナ選手

 

ランキング1位にいるのが、ブラジル代表のガブリエル・メディーナ選手(27)です。2014年、史上最年少の20歳でワールドチャンピオンになり、その4年後にもチャンピオンになりました。豪快なターンはもちろん、空中でのダイナミックなエアリアルなど、あらゆる技が「最高レベル」といわれています。インスタグラムのフォロワー数はおよそ850万人、名実ともに世界トップクラスの選手です。

小波も得意とする世界王者

イタロ・フェレイラ選手

 

ブラジル代表にはもう1人注目の選手がいます。イタロ・フェレイラ選手(27)は2019年のワールドチャンピオンで、いまはガブリエル選手に次ぐランキング2位。波の大小を問わず、スピードをつけて高く飛び回転する「エアーリバース」という技を得意としています。

2年連続の世界王者

ジョン ジョン・フローレンス選手

 

そして、アメリカ代表のジョン ジョン・フローレンス選手(28)は2016年と2017年、2年連続でワールドチャンピオンになった実力の持ち主です。その後、両ひざを負傷し、五輪出場が危ぶまれましたが、懸命なリハビリで復活しました。ハワイの波で鍛えた強い体幹が武器で、大きな波を得意にしています。

“波を見極められるか”が最大のカギに

日本代表を含め、強豪がひしめく今大会。勝敗の行方を左右するとみられているのが「波への対応」です。会場となる千葉県一宮町・釣ヶ崎海岸は海底がやわらかい砂地で、潮の満ち引きや波などによって削られ、常に形を変えるため、波の立つ場所や波の質が刻一刻と変化するのが特徴です。

 

日本の波は、トップ選手たちがツアーで転戦する海外と比べて小さいため、いかに波の力に頼らず、自分の力でスピードに乗った力強いサーフィンが出来るかがカギになります。台風の影響も懸念されるなか、日本の「波」を見極め、最も乗りこなすのは誰なのか。日本代表が「強さ」を発揮できるのか、注目です。

 

NHKの放送日程などはこちらから https://sports.nhk.or.jp/olympic/sports/surfing/

 

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