ストーリーカーリング

カーリング女子 会見で語った「感謝」の気持ち 1問1答

2018-02-26 午後 0:00

歴史的な銅メダルを獲得し会見に臨んだカーリング女子のメンバー。そこで語られたのは、支えてくれた人たちへの「感謝」の気持ちでした。
会見の1問1答です。

 

ーーそれでは、銅メダルを獲得して一夜明けての気持ちを聞かせてください。

 

本橋麻里選手「昨夜、銅メダルを決める戦いに競り勝ち、勝った瞬間は『あれ?』という気持ちのまま。会場の声援とともに、徐々に実感が湧いてきたというのが率直な気持ちです。

この5人プラス、コーチ2人、サポートメンバーのフィジカルトレーナーと共に戦えた毎日がとても幸せな時間でした」。

藤澤五月選手「昨夜、ブロンズゲームを終えて、最後に戦ったイギリスのチームも本当にすごくいいショットを投げて、私たちもいいショットを投げて。

本当にお互いにどちらが勝ってもおかしくないような試合を最後まで、できたことを本当に誇りに思いますし、今、ちょうどやっているスウェーデンと韓国チームの決勝もきっと、いい試合になっているんだろうなと思うので、大会全体を通してすべてがいい試合ができたということを、本当にチームとして誇りに思います。

最後の最後にメダルをとれて、私たちが今までこのチームでやってきたことが間違いでなかったということを証明する1つの形にもなったのかなと。まだメダルは無いですけど、すごくうれしい気持ちでいっぱいです」。

吉田知那美選手「ブロンズゲームは最後の相手のミスショットで勝ちが決まることになったが、決まった瞬間は勝ったのか負けたのか一瞬、判断にとまどってしまうぐらいパニックになってしまって。

信じられなかったんですけど、大会を通して、良い時も悪い時もいろいろなことがあったんですけれども、チーム全員で常に前向きに、自分たちのプレーとチームを信じて戦って来た最後の最後の形が、ああいう勝ちにつながったのかなと思います。

悪いこともいいことも、プレッシャーも緊張も、すべての感情がこのオリンピックで人生の最高を更新したなというような、本当に濃い、予選からブロンズゲームにかけてのゲームでした。このチームでそれを経験できて、本当にうれしく思います」。

鈴木夕湖選手
「大会を通して、正直私はあまり調子がよくなくって。でも本当にチームのみんなに助けられて。

チームのみんなには感謝しかないですし、チームジャパンで勝ち取った銅メダルだと思っています。特に最後の2試合は私たちらしい試合で締めくくれてよかったと思います」。

 

吉田夕梨花選手「まだ10時間ほどしかたっていなくて、決まった瞬間もまだ正直信じられなくて実感が湧かなかったんですけども、今こうして皆さんの前であいさつできているということで、メダルをとったんだなという実感が徐々に湧いてきました。

そして、なにより無事に大会を終えられたこと。そして、このチームメンバーとコーチ、スタッフ、それにトレーナーのみんなで戦えた大会だったので、終わってくれてほっとしています」。


ーー日本初のメダルの意義をどのように感じていますか。

 

本橋麻里選手「新たなカーリング界の第1歩をこのチームメンバーが切り開いてくれたというのは事実だと思いますし、この先、4年に1度のカーリングと言われてきたものが、本当にしっかり根づくスポーツになるためには、本当に努力し続けなければいけない。

選手と協会が本当に一丸となってこのスポーツのすばらしさを伝えていくことがまず大事なのと、選手は本当に現場で全力を尽くすことが、私たちができる1番のことなのかなと思っています」。

 


ーー(元選手で)解説の石崎琴美さんがいろいろと声をかけていたが、どのような存在でしたか?

 

藤澤五月選手「琴美さんは麻里ちゃんがお休み中にチームに入ってもらって、短い期間ではあったんですけど、やっぱり精神的な部分であったり、経験者としてすごく私たちをサポートしてくれたり、本当に客観的に私たちのことを見てくれて。

かけてくれる言葉も毎回サポートしてくれた直後に、紙にして私たちにいろんなことを伝えてくれたり、先輩としてすごく心強いサポートをしてくれて。

成長するきっかけを作ってくれたのも琴美さんだと思いますし、大会中もミックスゾーンの終わりに琴美さんがいつもいてくれて、一緒に悔しがったり喜んだりしてくれて。

琴美さん以外の先輩たちも、もちろん今回の結果をすごく喜んでくれているのではないかと思うんですけど、今までオリンピックは必ず、女子のカーリングは出場してくれて、その先輩たちを見て、先輩たちを超えようと努力してきた結果が、今回の結果だと思うので、本当に私たちの力だけではない、過去の先輩たちのおかげもこの結果につながってきているので、本当に皆さんに感謝したいと思います」。

 

吉田知那美選手「琴美ちゃんは私たちが初めてこのチームになって、日本代表、ジャパンを背負って戦う2015年の試合の時に帯同してくれて。そこからチームのメンバーの一員と同じように、チームを見守ってくれていました。

今大会もそうですし、2016年の世界選手権で、日本勢初めての銀メダルを手にした時もそばに琴美ちゃんがいて、私たちを鼓舞するように励まし続けてくれていました。今大会も、私自身は正直、また新たに見る自分の弱さにぶち当たる時があったんですけれども、ミックスゾーンの最後に『自分の気持ちをしっかり整理して受け止めれば、また強くなれるから落ち着いてもう1回、氷に立ってごらん』とメッセージをくれたり、言葉をかけてくれたりして。

やっぱりオリンピックという舞台でまた新たに見る自分の弱さだったり、チームの強さだったり、その舞台を知っているからこそかけてくれた言葉なんだろうなと思いますし、そういう意味では本当に一緒に戦ってくれていたと思います。本当に感謝しています」。

 


ーー休憩時間中の「もぐもぐタイム」であったり、試合中のやりとりが非常に反響を呼んで人気でしたが、そういった反響はどのように受けて止めていますか。

 

本橋麻里選手「ハーフタイムが「もぐもぐタイム」という愛称がついたようなんですけども、まずはカーリングというスポーツに興味を持ってもらえて、選手たちのプレ―を見てもらえて。

何かのきっかけで見てもらえるということは、選手全員、すごくうれしい気持ちでもあるので。「もぐもぐタイム」をきっかけに、さらにカーリングにのめり込んで、戦術も私たちは練りに練っているので、そこも注目していただけるとありがたいです」。

 

藤澤五月選手「私たちは「もぐもぐタイム」というのは後から、大会の後半になってそういう呼ばれ方をしているんだなと知って。私たちは本当にいつも通り、ハーフタイムに果物だったりゼリーだったり、長丁場の試合なのでかならず必要ですし、なまっているというのも、みんな北海道出身ですし、自然にそういうふうにしゃべっているのが目立ってしまっているんですけども。

今までは北海道だったり長野だったり、限られた地域でしかあまりカーリングが知られていなかったり、プレーしている選手がいなかったりしたので、私たちもなまっているのは気付かなかったんですけども。こうやって大きな大会で日本中の皆さんにカーリングというスポーツを知ってもらって。

北海道でやっている人が多いんだよというのも知ってもらったし、それ以外の地域でも、もっともっと、カーリングをやってみたいという人が増えて、カーリングが普及するきっかけになればいいと思います」。

 


ーー北海道という地元への思いは?

 

本橋麻里選手「18歳で北見市を一度離れて青森に行って、24歳で戻ることができたんですけども。もう戻ってくるなと言われると思っていたけど、戻ることができて、そのあと、こんなにかわいい後輩たちと出会えて。

そして私が一番感謝すべきところは、チームが活動するには活動資金が本当に必要な、強化するにあたってもとても大事なものでした。それを勝つためにお金を出すのではなくて、地域で応援されるチームであって欲しいから応援すると賛同してくれた北見の(スポンサーの)8社さんがスタートになっていることも決して忘れませんし、そのスポンサーさんたちも現地に足を運んで、私たちより先に泣いていたのも確かですし。

私が18歳で北見を出た理由も北見ではカーリングを続けられないというふうに言われて、私も藤澤選手も泣く泣く北海道を出る形になったんですけども。

やはり出た先の青森でも、チームのカーリングスタイルというのは地域に根づいたスタイル、それは青森で教わったチーム作りでもあるので、いったん北海道を出て勉強させてもらってよかったと思いますし、まだまだ青い私いろいろとサポートしてくれたみなさんにも感謝したい。

いま戻って来て、1人ずつ北見市で就職できて本当に北見市の皆さんの力がなければ、ここまでこれなかったなと思っています。それを思い出してうるっときてしまいました」。

 


ーーもぐもぐタイムで一番お気に入りのおやつは?

 

鈴木夕湖選手「私が一番好きなのはいちご。韓国のいちごはびっくりするぐらい美味しくて。海外だと酸っぱいいちごが多いんですけども、韓国のいちごは美味しかったので、それがお気に入りでした」。

 

吉田夕梨花選手「毎試合フルーツは必ず持って行っていたのと、私たちはスイーパーなので、3時間しっかりはききれるように、もぐもぐタイムという、かわいい名前がついているんですが、栄養補給のための時間なので。エネルギー切れをしないように、私は常にゼリーを食べていました」。

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