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スケートボード 日本代表に金メダルの期待大!東京オリンピックには世界上位の選手が出場

2021-07-19 午前 10:55

オリンピックの新競技、スケートボードは、手すりや階段など街なかのようなコースで技を競う「ストリート」と、すり鉢状の複雑なコースで行われる「パーク」の2つの種目が行われます。

 

日本からは、男女あわせて10人が出場。日本代表には、世界ランキング上位の選手が多く、金メダルを含めた複数のメダル獲得が期待されます。

 

男子ストリート代表の堀米選手、白井選手、青木選手(左から)

 

男子ストリートには
▼世界2位の堀米雄斗選手

▼世界3位の白井空良選手

▼世界18位の青木勇貴斗選手

 

女子ストリート代表の西村選手、西矢選手、中山選手(左から)

 

女子ストリートには
▼世界3位の西村碧莉選手

▼世界5位の西矢椛選手

▼世界11位の中山楓奈選手

 

男子パーク代表の平野選手

 

男子パークには
▼世界25位の平野歩夢選手

 

女子パーク代表の岡本選手、四十住選手、開選手(左から)

 

女子パークには
▼世界1位の岡本碧優選手

▼世界2位の四十住さくら選手

▼世界6位の開心那選手

 

男女あわせて10人が出場します。

「ストリート」 ボードさばきに注目

 

「ストリート」では、45秒間滑って複数の技を繰り出す「ラン」を2回行い、次に、ひとつの技で勝負する「ベストトリック」を5回行い、この7回の中で得点の高い4回の合計点で競います。

 

高さのある手すりなどを、どのようなボードさばきで滑っていくかが注目のポイントです。

堀米雄斗 “夢”の初代王者に

 

男子ストリートで、金メダル獲得の期待もかかるのが22歳の堀米雄斗選手。

 

世界ランキング2位につける日本のエースです。

 

 

独創性の高い技が持ち味で、空中で270度回って手すりに飛び乗る技は堀米選手の代名詞です。

 

 

オリンピックの前哨戦となった6月の世界選手権では、世界1位のライバル、アメリカのナイジャ・ヒューストン選手を破って初優勝しました。

 

「オリンピックで金メダルを取ることが今の夢」と語る堀米選手。地元である東京・江東区の会場で初代王者を目指します。

 

 

さらにボードを180度回転させた後、前方の車軸部分で滑るオリジナルの大技、「空良(そら)グラインド」を持つ世界3位の白井空良選手もメダル獲得を狙います。

西村碧莉 “イメージを変える”

 

女子のストリートでもメダル候補がいます。世界3位の19歳、西村碧莉選手です。

 

世界選手権では、2019年とことし(2021年)の2回優勝。ボードと一緒にジャンプする「オーリー」の高さを生かした、手すりを使った大技を得意としています。

 

 

「オリンピックで自分の存在を知ってもらって、スケボーが楽しそうとか、かっこいいと思ってほしい」

 

日本のスケートボードのイメージを変えたいという西村選手の滑りに注目です。

「パーク」 迫力ある“エア”に注目

 

もう1つの種目の「パーク」は、45秒間を3回滑り、制限時間内に何回も技を繰り出して得点を競います。

 

ストリートと違って急な斜面があるため、スピードをつけてジャンプする“エア”と呼ばれる技の迫力が見どころの1つです。

岡本・四十住 女子パークは上位独占も

中でも女子のパークは日本選手が複数のメダルを獲得する可能性があります。

 

 

金メダル候補と評価されるのが世界1位の15歳・岡本碧優選手。

 

世界トップレベルの“エア”の高さが持ち味で、体を1回転半させる「540」(ファイブ・フォーティー)という大技は岡本選手の大きな持ち味です。

 

 

2019年は、オリンピックの選考大会で4連勝し、圧倒的な成績を残したものの、ことしは5月に行われた最後の選考大会で3位。

 

「納得いく結果ではなかったので、オリンピックではできることを全力でやっていく」と巻き返しを誓っています。

 

そして世界2位の19歳・四十住さくら選手も金メダル獲得が視野に入っています。

 

5月の選考大会で優勝した四十住選手(中央)

 

5月の最後の選考大会では、自身で大会で初めて「540」を決め、岡本選手らを破って優勝。もともとコースの「ふち」を使った巧みな技などが持ち味でしたが、オリンピック直前に“エア”の大技も身につけました。

 

 

「オリンピックでも全力を出し切る」と勢いそのままに頂点を狙っています。誰が初代女王の座をつかむのか、レベルの高い日本勢の活躍に期待が集まります。

注目のあの選手も!

 

そして男子パークには、冬のオリンピックで、スノーボード・男子ハーフパイプでソチ大会、ピョンチャン大会と2大会連続で銀メダルを獲得している平野歩夢選手が出場します。

 

3年前に東京大会への出場に挑戦する意思を示してから本格的に練習に打ち込み、世界ランキングで日本選手トップとなり、日本で史上5人目の夏と冬のオリンピック出場を実現しました。

 

 

パークの男子は海外勢がハイレベルで厳しい戦いが予想されますが、スノーボードさながらの高い“エア”に注目です。

スタイルの違いを楽しんで

若者に人気のスケートボード。初めて大会を見る人も多いかもしれませんが、男子ストリートのエース、堀米選手にどんなところに注目してほしいかを尋ねました。

 

 

「みんなそれぞれ乗り方や飛び方などスタイルが違い、いろんなスケーターがいる。お気に入りの選手を見つけて、そこからスケートボードに興味を持ってくれたらうれしい」

 

 

スケートボードは「かっこよさ」や「派手さ」、「技の迫力」、さらには「ファッション」など人それぞれ、さまざまな楽しみ方ができます。日本選手の活躍にも期待ですが、「アーバンスポーツ」ならではの魅力も感じてほしい競技です。

この記事を書いた人

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松山 翔平 記者

スポーツ新聞社での営業職を経て平成22年にNHK入局。
大分局、千葉局、広島局を経てスポーツニュース部。

 

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