ストーリー野球

日本選手の評価を変えた!野茂英雄のすごさをおさらい

2018-04-27 午後 0:00

今では毎年のようにMLBに日本人野球選手が誕生していますが、そのパイオニアと言えば?

 

えっ?イチロー?違う違う!! HIDEO NOMOですよ!

 

野茂英雄投手は、史上最多8 球団からのドラフト1位指名を受け、近鉄バッファローズに入団するやいなやエースとして活躍し、新人王だけでなくMVP も獲得。1990年から1994年まで 日本でプレーする中で最多勝利4回、最多奪三振4回 という素晴らしい成績を残しました。

 

そんな野茂投手のメジャーリーグでの活躍とすごさをご紹介します!

■野茂英雄に興奮①

ほとんど期待されない中でのMLBへの挑戦 。1年で実力を見せつけた!

 

野茂投手がメジャーへ移籍を決めた1995年当時は日本でいくら大エースであったとしても「日本人などメジャーで通用するわけがない」と言われていた時代です。

 

野茂投手は当時推定で1億4千万円の年俸で近鉄バッファローズと契約をしていましたが、移籍先であるドジャーズとの契約の条件はマイナー契約。年俸はなんと、最低の980万円!

 

しかし、そのシーズンに新人王を獲得し、 オールスターの先発ピッチャーにも選ばれるという 、大活躍を見せたのです。

■野茂英雄に興奮②

誰にもまねできない! 「トルネード投法」

 

野茂投手の最大の武器はその独特なフォーム、トルネード投法にあります。ニックネームに「The Tornado」とつくほど。

 

トルネード投法というのは、体全体をねじのように巻き、ひねりを利用して投げる投法。

その原点は野茂投手の父親にあります。「腕だけでは早い球は投げられない、体全体で投げるように」と教えられた野茂投手がいきついたのがトルネード投法でした。

 

高校時代、あまりの独特さに批判もありながらも最大の武器を手放すことはなく、近鉄バッファローズに入団する際の条件も、「フォームを変えない」ことでした。

 

さらに野茂投手のボールの握り方にもすごさのポイントがあります。通常バッターはピッチャーが投げるときの手首を見ています。手首の広い部分が見えるとストレート、手首の外側が見えればカーブだとわかるそうです。

しかし、野茂投手の投げ方はストレートとフォークボールの投げ方がほとんど同じなため、バッターは対応できないのです。

■野茂英雄に興奮③

不可能と言われていたスタジアムでノーヒットノーランを達成!!

 

野茂投手がメジャーリーグで達成したノーヒットノーラン。この記録だけでもすごいですが、野茂投手がノーヒットノーランを記録した「クアーズ・フィールド」というグラウンドは、ノーヒットノーランなど不可能と言われていた場所で達成されました。

 

何故ならスタジアムは標高およそ1600メートルに位置し、空気抵抗が少なく、打球が飛びやすいから! 打球は平地よりも9パーセント伸び、変化球は曲がりにくく、野茂投手が得意なフォークボールも通用しないという、ピッチャーにとっては最悪のグラウンドです。

 

クアーズ・フィールド

 

誰もが予想だにしなかったノーヒットノーランはそんな逆境の中で達成されたのです。これ以降、クアーズ・フィールドでノーヒットノーランを達成した選手はいません !その後、野茂投手は2001年レッドソックス時代に2回目のノーヒットノーランを達成しています。

■野茂英雄に興奮④

武器であるトルネード投法を捨てた!?ノーヒットノーランを生んだ野茂の進化

 

野茂投手が初のノーヒットノーランを決めた時、自分の武器である、あるものを捨てていました。
それは、野茂投手の代名詞ともいえる、トルネード投法。というのも、この日の相手チームであったロッキーズは、野茂投手を盗塁がしやすいフォームとして見ていたのです!

 

腕を高く上げ、大きくねじって投げるトルネード投法はモーションが大きく、ランナーにとっては盗塁しやすいピッチングでした。

 

そこで、野茂投手は得意のトルネード投法を捨て、セットポジションからの投球に変更!
その結果、ノーヒットノーランを成し遂げたのです!

■野茂英雄に興奮⑤

NOMOマニアなる熱狂的なファンも生まれた!

大リーグ挑戦1年目で成功した野茂投手には、「NOMOマニア」と呼ばれる熱狂的なファンがつきました。

 

1年目に野茂投手が出場したオールスターゲームは、人気と実力を兼ね備えた選手しか出場できません。そんな中、会場では「ノモ!ノモ!」というコールが響き渡ります。日本からの挑戦者の活躍に、アメリカ中がアメリカンドリームを見たのです。

 

 

テレビのスポーツ専門チャンネルでは野茂投手の特集が組まれ、「技と神秘を合わせ持つ、日いづる国からの最高の輸出品」と称されたのです!

 

最低年俸でメジャーに渡った野茂投手は、プレッシャーに打ち勝ち、本場アメリカでたくさんのファンを獲得し、日本の野球を見せつけました。

 

 

今メジャーリーグで活躍する日本人選手たちは、日本野球の評価を向上させた野茂選手の活躍があったからこそかもしれません。
野茂投手の遺伝子を受け継ぎ、今後もメジャーで活躍する日本選手から目が離せません!

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