ストーリーフィギュアスケート

羽生結弦 ファイナルでの "復活"を目指す

2018-11-19 午後 0:00

フィギュアスケートのグランプリシリーズ、ロシア大会で今シーズン2勝目をあげた羽生結弦選手。

右足首をけがして、今後の大会への出場の見通しがつかなくなり、オリンピック連覇を果たした昨シーズンに続き、けがからの復活が焦点となるシーズンとなりました。

 

ピョンチャンオリンピック

 

羽生選手は昨シーズン、NHK杯の練習中に右足首をけがして、その後の大会を欠場。

復帰戦となった2月のピョンチャンオリンピックで2大会連続の金メダルを獲得し、多くの人の感動を呼びました。

初戦は"今季世界最高得点"で優勝

迎えた今シーズン。フリーではロシアのオリンピック金メダリスト、エフゲニー・プルシェンコさんのプログラムで使用された曲を使用し、集大成を感じさせる構成を作り上げました。

 

ジャンプも世界で誰も成し遂げていない4回転トーループと、トリプルアクセルの連続ジャンプを取り入れるなど、レベルの高いものとなりました。

 

 

 

そして、グランプリシリーズの自身の初戦となったフィンランド大会では、その連続ジャンプで着氷するなど今シーズンの世界最高得点をマークして優勝。

 


本人の意欲と演技がかみ合って、シーズンは順調な滑り出しを見せました。

特別なこの場所で勝ちたい

グランプリシリーズ ロシア大会 ショートプログラム

 

プルシェンコさんの地元、ロシアでの2戦目は「完成形に近づいた演技を見せる」と意気込みも十分で、迎えた大会でした。

 

 

しかし、17日のフリーの前の公式練習で、ジャンプの着氷の際に転倒し、右足首をけがしました。

 

 

出場も危ぶまれましたが、羽生選手は「特別なこの場所で勝ちたい」という思いでフリーの演技に登場。

 

 

4回転トーループと、トリプルアクセルの連続ジャンプを組み込まないなど、構成の難しさを落として臨みました。

 

タチアナ・タラソワさん

 

ジャンプの転倒などもあって満足のいく演技ではなかったものの、優勝した羽生選手をロシアの名振り付け師、タチアナ・タラソワさんが抱きしめると羽生選手は涙を流しました。

 

羽生選手

タラソワさんが、“よくがんばったわね”と声をかけてくれたが、“素晴らしかった”と言われる演技をしなくてはいけなかった。この地でそれができなくて悔しい。

 

涙の理由を聞かれ、羽生選手は意欲を持って臨んだ大会で、不本意な演技だったことを悔やみました。

ファイナル出場に向け"全力で治療"

右足首のけがにより、来月カナダで開かれるグランプリファイナルと全日本選手権の出場の見通しがつかなくなる中、羽生選手は「ファイナル出場に向け全力で治療する」と、出場を目指す考えを示しています。

 

 

順調な滑り出しから一転、昨シーズンに続き、けがからの復活が焦点となった羽生選手。

苦しい戦いの先に、再び大きな喜びが待っているのか、今後の動向が注目されます。

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