ストーリー野球

ロッテ 佐々木朗希 注目の1軍初登板で見えた課題と期待

2021-05-17 午後 02:30

プロ野球・ロッテの2年目、佐々木朗希投手が本拠地で行われた西武戦でプロ初登板。5回で107球を投げてヒット6本、4失点、奪った三振は5個。

 

プロでは経験したことがない100球以上を投げて勝ち投手の権利を得ましたが、リリーフが追いつかれ、初勝利は持ち越しとなりました。初登板で見えた課題と今後への期待とは?

 

 

試合後の取材で佐々木投手はひと言目に「疲れました」と話すほどの熱投に対し、吉井理人投手コーチは「予定よりは10球ぐらい多くなったけど頑張ってくれたしよくやってくれた。球数については100球いかないぐらいかなと思っていたが、勝たせてやりたかったので」と当初想定していた85球前後を超えて5回まで投げた19歳をねぎらいました。

 

 

ストレートは最速154キロをマークするなど持ち味は十分に発揮した佐々木投手。投じたおよそ7割がストレートでそのほとんどが150キロを超えました。

 

 

一方でこの試合、奪った5つの三振のうち4つの決め球は変化球。西武の4番・山川選手からは、いずれもフォークボールで2つの三振を奪いました。

 

力のあるストレートで優位なカウントに持ち込むことができれば、フォークボールを中心とした変化球を決め球にして抑えられることを示しました。

 

 

佐々木投手は、今回の登板の収穫について「ストレート、変化球も含めて、ある程度しっかりストライクゾーンというかいいところに投げられていたのも多かった」と一定の手応えを口にしました。

 

 

課題も浮かび上がりました。それがクイックモーションです。12球団トップの盗塁数を誇る西武に5回までに5つの盗塁を許しました。

 

佐々木選手は「クイックは早さだけではないと思うので、タイミングを次に向け修正したい」と話し、井口資仁監督も「ランナーを置いてからのクイックだったり、いろいろ課題はあると思うので、次回に向けて修正してくれれば」と同じことを指摘しました。

 

 

「すべて思うような球を投げられたわけではない。失投はしっかり捉えられたので、そこを厳しく投げないといけない」と次の登板を見据える佐々木投手。

 

このあと一度、出場選手登録から外れる方針ですが、今後のピッチングに期待感を抱かせるデビュー戦になりました。
               

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舟木 卓也 記者

平成25年NHK入局。水戸局、盛岡局を経て、スポーツニュース部。ロッテ担当。

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