ストーリー水泳

競泳 清水咲子“彼女に大きな花束を” 代表内定の大橋へエール

2021-04-03 午後 09:05

28歳の清水咲子選手。フィニッシュの瞬間について聞かれると「『嘘でしょ』という気持ちだった。いまはことばにならない」と涙をこらえながら気丈に話しました。


東京オリンピックの代表選考会となった競泳の日本選手権、初日。

女子400メートル個人メドレー決勝は、序盤に抜け出した大橋悠依選手を2大会連続の代表を狙う清水選手と17歳の谷川亜華葉選手が追う展開になりました。

清水選手は得意の平泳ぎで2位にあがり、最後の自由形で逃げきりを図りましたが、終盤、谷川選手にかわされ、0秒21の差で3位、本命の種目で代表を逃しました。

 

 

レース後、「この結果をこれからの人生につなげることが大事だと思う」と受け止めた清水選手。このレースで代表内定を決めたライバルであり、チームメートでもある大橋選手にエールを送りました。

「私が今日までこられたのは彼女がいてくれたおかげ。できることなら彼女に大きな花束を贈りたい」

 

 

清水選手を日ごろから「サッコさん」と呼んで慕う大橋選手。清水選手が代表を逃した事について聞かれると「自分が折れそうな時に声をかけてくれるなど、サッコさんがいたからこの厳しい種目を続けることができた。尊敬しているサッコさんが引っ張ってきてくれたこの種目を今度は私が引っ張っていく」と感謝のことばとともに、日本女子のエースとしての決意を新たにしていました。

そして、清水選手は本命の種目、400メートル個人メドレーで代表を逃し2大会連続のオリンピック出場が厳しい状況となりましたが、今大会は女子200メートル平泳ぎにも出場する予定です。

清水選手は「どこで最後になるかわからないが、いいパフォーマンスをしたい。チームで8日間、戦っていくと決めて大会に入ったので、暗い顔をせずに戦い抜きたい」と最後まで下を向くことはありませんでした。

この記事を書いた人

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安留 秀幸 記者

平成22年 NHK入局 北九州局からスポーツニュース部。競泳担当。メダルラッシュが期待される選手たちを追いかけて取材に邁進中。

この記事に出ている選手

清水 咲子

清水 咲子

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