ストーリー体操

体操 全日本選手権 五輪代表争いが本格化へ 内村航平選手は?村上茉愛選手は?

2021-04-14 午前 10:00

東京オリンピック、体操の代表争いは4月15日に開幕する全日本選手権から本格化します。


オリンピック連覇がかかる男子団体では、冬場に急成長した若手や国際大会で実績のある実力者たちが代表入りへ、どんな演技を見せるのか。そして4回目のオリンピックを目指し、種目別の鉄棒に専念する内村航平選手は。大会の注目点をお伝えします。

 

 

体操の男子代表のメンバーは15日に開幕する全日本選手権から本格的に始まり、5月のNHK杯の結果で、まず団体メンバー4人のうち2人が決まります。


その後、6月の全日本種目別選手権までに団体の残り2人と、個人枠で最大2人の代表メンバーが決まります。その後の選考を優位に進めるためにも最初の大会となる全日本選手権で上位に入れるかが代表争いの大きなポイントとなります。

 

オリンピック連覇がかかる団体の代表争いで注目されるのが、19歳の橋本大輝選手。

 

 

長い手足を生かしたダイナミックな演技と手足の先まで伸びた美しい体操が持ち味で、おととしの世界選手権では高校生ながら代表入り。さっそく日本の中心メンバーとして活躍しましたが、去年12月の全日本選手権では立て続けにミスが出て5位に終わっていました。

 

 

しかし、その後、演技全体の大幅なレベルアップに着手。ゆかでG難度の「リ・ジョンソン」を取り入れたほか、跳馬でも世界最高難度の「ヨネクラ」に挑戦するなど、6種目合計で世界トップクラスの演技構成を作り上げてきました。

 

 

若手の注目選手は、もう1人、12月の全日本選手権で2位に入った18歳の北園丈琉選手です。

 

 

2018年のユースオリンピックで5つの金メダルを獲得して注目を集めた北園選手。力強く、安定した演技が持ち味で、もともとは2024年のパリオリンピックの有力選手とみられていましたが、東京オリンピックの1年延期で代表入りのチャンスが巡ってきました。

 

リオデジャネイロオリンピックの後、日本を支えてきた実力者たちも初めての代表の座を目指します。

 


12月の全日本選手権を制した萱和磨選手はリオデジャネイロオリンピックで補欠だった悔しさを胸に、その後、日本代表を担う存在に成長しました。

 

 

得意種目のあん馬や平行棒などミスのない安定した演技が持ち味で、今大会に向けて順調な調整ぶりを示しています。

 

谷川航選手と谷川翔選手

 

このほか、2018年から全日本選手権を2連覇した谷川翔選手や難度が高い跳馬の技を持つ兄の谷川航選手などが代表入りを目指します。

 

 

一方、オリンピックで2大会連続個人総合金メダルの内村選手は、種目別の鉄棒に専念して4回目のオリンピック出場を目指します。

 

H難度の大技「ブレットシュナイダー」

 

12月の全日本選手権ではH難度の大技「ブレットシュナイダー」を決め、15.700の高得点で優勝。今回の全日本選手権でもオリンピックを見据えた高いレベルの演技を見せるか注目されます。
 

女子代表のメンバー選考も全日本選手権から本格化し、5月のNHK杯の結果で団体メンバー4人のうち3人を決め、残る代表については、強化本部長の推薦や国際大会の結果などで決められます。

 

 

注目はエースの村上茉愛選手です。

 

 

脚力を生かしたゆかや跳馬の演技を得意としていて、2018年の世界選手権では日本の女子選手として初めて個人総合で銀メダルを獲得。

 

 

最近は課題の平均台に精力的に取り組み、4種目すべてで日本をけん引する選手として期待されています。跳馬でも難度の高い技に取り組んでいて、全日本選手権では、4種目でどれだけ点数を伸ばすか注目されます。

 

畠田瞳選手、畠田千愛選手、寺本明日香選手

 

このほか、去年の全日本選手権で2位に入った安定した演技を見せる畠田瞳選手とゆかと跳馬が得意な妹の畠田千愛選手、左アキレス腱断裂の大けがから復活し、3回目のオリンピックを目指す寺本明日香選手などが代表の座にどこまで近づけるか注目されます。

この記事を書いた人

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田谷 亮平 記者

スポーツニュース部 記者

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