ストーリー競馬

最多入場者数は19万6517人!!日本ダービーのここがスゴイ!

2019-05-23 午後 0:00

中央競馬クラシックとして皐月賞、菊花賞と並び立つG1レースが日本ダービーです。競馬ファンでなくても、その名前を聞いたことのある人は多いのではないでしょうか。でも、他にもたくさんのG1レースがあるなかで、いったいなぜ日本ダービーはこんなにも注目を集めるのでしょうか?今回は、そんな日本ダービーの知られざるスゴさと魅力に迫っていきましょう!

従来の最高額を大きく上回る"型破りな賞金"でスタート!

日本ダービーが初めて開催されたのは、1932年4月24日。当時の目黒競馬場(東京競馬場の前身)で約1万人の大観衆に囲まれて華々しくスタートしました。ちなみに、現在の日本ダービー開催日は毎年5月の最終日曜日ですが、初めて開催された日にちなんで、今でも4月24日は「日本ダービー記念日」といわれています。

 

その第1回の1着の賞金は付加賞を加えれば2万円にも及び、従来の最高額だった6千円を大きく上回る破格の賞金が設定されました。名実ともに日本最高のレースとして鳴り物入りで開催されたのです。

 

1947年 第14回日本ダービー

日本ダービーは日本競馬の救世主だった!?

高額賞金となったのには当時の競馬界が置かれていた苦しい状況がありました。日本競馬は1861年に横浜の相生町で居留外国人を中心として始められ、以降異様な人気を博しました。当初、馬券の購買に関する法律はなく、政府は黙認する姿勢を示していましたが、1908年に馬券販売を禁止。さらにその後、第一次世界大戦で馬を軍馬として徴用されるなどして、馬の生産牧場などは疲弊しきってしまっていたのです。

 

そうしたなか、豪華な日本ダービーは、競馬界全体を活気づけたそうです。さらに高額な優勝賞金によって生産牧場を発展させました。いうなれば、日本ダービーは日本競馬の救世主。そうして古くから競馬ファンに親しまれる特別なレースとなったのです。

 

1969年 第36回日本ダービー

最多入場者数はサッカー日本代表戦の約3倍!

 

日本ダービーがスゴイのは歴史だけではありません。その規模がほかのスポーツとはケタちがいなのです。

最多入場者数は1990年に記録した19万6517人!サッカー日本代表の最多記録が1999年に横浜で行われたペルー代表との試合で、6万7354人。収容人数の差はあるとはいえ、日本ダービーはその3倍近くもの観客を動員していることになります。

 

チャンスは一生に一度だけ!

日本ダービーに出走することは騎手、競走馬ともにとてつもない栄誉だとされています。もちろん歴史的な重みや日本中の注目を浴びるという点もありますが、3歳馬しか出走できないレースだからです。つまり、どんな最強馬でも生涯で挑戦できるのはたった一度だけ。たとえば体調不良やケガをしていたら、もう2度と出走することはできないのです。

 

そのため、日本ダービーに出走するためには、馬や騎手の実力だけでなく、調教や体調管理を任される厩舎のスタッフなど、その馬に携わるすべての人々にとっての栄誉でもあるのです。

 

2005年に優勝したディープインパクト

無敗三冠馬はシンボリルドルフとディープインパクトのわずか2頭だけ!

日本ダービーのほかに、3歳馬しか出走できないレースに皐月賞と菊花賞が挙げられます。この3レースを総称して、俗に「中央競馬クラシック」と呼ばれています。

 

よく「三冠馬」というフレーズを耳にしますが、これは中央競馬クラシックの3レースで優勝を果たした馬にだけ与えられる称号です。3歳のうちに3つのG1を制するだけで相当な偉業ですが、なかでも三冠馬と呼ばれるためにはこの「中央競馬クラシック」を勝たなくてはならないのです。馬主や調教師は、有能な馬ほど三冠馬を目指して調教スケジュールを組むともいわれています。

 

いずれも1930年代から開催されている由緒正しきレースで、その歴史は約80年にも及びます。そのなかで、歴代三冠馬を達成したのはわずかに7頭。なかでも1984年のシンボリルドルフ、2005年のディープインパクトは無敗で三冠を達成する偉業を成し遂げました。

 

80年の歴史のなかで、わずか2頭ですから、まさに不世出の馬だったのです。

 

第51回日本ダービーで優勝したシンボリルドルフ

日本ダービーの最多勝利は武豊騎手で5回!

 

無敵の三冠馬・ディープインパクトに騎乗して日本ダービーを制した武豊騎手は、日本ダービーにめっぽう強い騎手としても知られています。

武豊騎手の日本ダービーの戦績は29回の騎乗のうち1着5回、2着3回、3着2回。5回もの優勝を果たしたのはこれまでに武豊騎手以外にいません。それどころか3勝している騎手すらひとりもいないのです。

 

ちなみに、現役騎手の成績を見てみると、2勝を挙げているのは横山典弘騎手、四位洋文騎手、M.デムーロ騎手の3人だけ。いかに武豊騎手が日本ダービーで勝っているのかおわかりいただけたでしょうか。

ダービー史上最高の配当金額は285万6300円!

18頭が日本最高クラスの栄誉をかけて駆け抜ける日本ダービー。どの馬も相応の実力と念入りな準備をして臨むわけですから、レースは常に白熱します。前評判どおりの結果となることもあれば、ダークホースが思わぬ実力を発揮して、レースを盛り上げることもあります。

 

 

2018年の日本ダービーでは、1着が5番人気のワグネリアン、2着が4番人気のエポカドーロで、3着になんと16番人気のコズミックフォースが入ったために3連単馬券は285万6300円というダービー史上最高の高額配当となりました。

 

 

日本競馬界の救世主であり、騎手や馬主、調教師などのスタッフにとっても大変な栄誉でもある日本ダービー。

 

興味がなかった人も一度テレビ観戦してみてはいかがでしょうか?

 

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