ストーリー競馬

前人未踏のJRA通算4000勝!改めて...武豊は生きる伝説だった!

2019-05-23 午後 0:00

デビュー以来、数々の記録を塗り替えてきた伝説の騎手・武豊。競馬に詳しくなくても、その名前を知っている人は多いはず。今回は昭和から平成を駆け抜け、令和時代も疾走する武豊騎手の伝説の秘密に迫ります!

競馬の申し子

武豊騎手の父親は元騎手の武邦彦さん。

1957年に騎手としてデビューし、“ターフの魔術師”と呼ばれ、通算1163勝、1972年の日本ダービーで優勝するなど活躍しました。

 

そんな邦彦さんの三男として生まれたのが武豊騎手。名騎手であった邦彦さんの息子ということで「タケクニの息子」といわれていたそうです。しかし、それを「武豊のお父さん」に変えたい、そう思っていたと、友人の騎手は話しました。

 

武元調教師ら引退式。武邦彦さん(右)と武豊騎手(左)

15歳で騎手の道へ

父親の影響から騎手の道に進むこととなった武豊騎手。騎手になるため15歳で親元を離れ、日本中央競馬会競馬学校に3期生として入学します。馬と共に成長する生徒は、早朝から夕方まで厳しい訓練や学科授業、そして馬のお世話を行います。

 

創立して間もない当時は、今とは比べ物にならないくらい厳しい環境だったそうで、武豊騎手はここでの生活で「我慢すること」を学んだそうです。

 

そうして約3年間を競馬学校で過ごした後卒業。そして迎えたデビュー戦は1987年3月1日、武豊騎手が17歳のときでした。30年以上のベテラン騎手でも、デビュー戦というものは記憶に残る一戦のようで、今でも馬場の内側からスタンドを見たときのことをはっきり記憶していると話します。

 

ちなみにデビュー戦の結果は惜しくも2着…。しかし翌週1987年3月7日で初勝利をおさめた後は、怒涛の勝利ラッシュ。69勝をあげ、最多勝利新人騎手に輝きました。

 

また、翌年には菊花賞で優勝、JRAのG1初勝利をおさめました。このとき19歳8か月、クラシックレース最年少勝利となります。

 

菊花賞レースにて、ファンにこたえる武豊騎手

華麗なる記録の数々!

武豊騎手には“初”“最高”“最速”などすごい記録がたくさんあるんです!

1995年7月 史上最年少で(26歳4か月)で通算1000勝達成

2019年5月現在、1000勝を超えている現役騎手はわずか17人。それぞれの1000勝達成時の年齢を見てみても、20代で達成しているのは武騎手だけ!なかなか塗り替えられない最年少記録なのです!

1998年6月 日本競馬の最高峰日本ダービーで初勝利

デビュー2年目の1988年に初出場し、10回目の挑戦でダービージョッキーになりました。その後も武騎手は前人未到の…おっとこの先は後ほど!

 

1998年 日本ダービーを制した武騎手とスペシャルウィーク

2002年 JRA新記録となる1日8勝を達成

競馬のレースは1日12レース。この日の武豊選手は10レースに出場し8勝したので勝率はなんと80%でした!

2005年 年間最多勝記録 212勝を記録

この年、年間最多勝記録、212勝を達成。この記録は残念ながら2018年に更新されてしまいましたが、15年間も塗り替えられることはありませんでした。

 
その212勝の中にはディープインパクトに騎乗した、皐月賞・日本ダービー・菊花賞での勝利も!ディープインパクトは日本の競馬史上6頭目の三冠馬、無敗での達成はシンボリルドルフ以来2頭目となりました!

 

武騎手とディープインパクト

2008年 18回目の最多勝利騎手

デビューして3年目の1989年に年間最多勝利騎手となった武騎手はその後も、勝ち続け、ついに2008年には18回目の最多勝利騎手となりました。この記録は歴代最多です。

2013年 5月26日 日本ダービー 最多記録5勝目!

1勝するのも難しい日本ダービーでなんと5勝目!日本ダービー最多勝記録をのばしました。

 

2013年 第80回 日本ダービー

2017年 有馬記念 キタサンブラックで優勝

キタサンブラックはこの有馬記念で引退。GI史上最多タイとなる7勝をあげ大記録を達成しました。この時に騎乗したのが武騎手です。

 

有馬記念で優勝した武騎手とキタサンブラック

 

改めてみるとそのすごさに驚きですよね!記録を更新するだけでなく、自身が更新した記録をさらに塗り替えてしまうのも、武豊騎手が“伝説”と言われる所以なのです。

前人未到の4000勝

数々の記録を更新してきた武豊騎手ですが、2018年9月29日に大きな記録を更新しました。それはJRA通算4000勝という前人未到の大記録。岡部幸雄元騎手が持つ歴代2位の記録が2,943勝ということを見てもすごい数ですよね。

 

デビューから31年、49歳という年齢にも関わらず成し遂げた記録に本人は「ひとつひとつの積み重ねなので、それぞれの思いでもあります。ただ、終わったわけではないので、もっともっと騎手として成長していきたい。今後の目標は、次のレースに勝つことです」と語っていました。

 

史上初のJRA通算4000勝を達成した武豊騎手

 

発言通り今でも記録は更新中で、現在は通算4067勝(5月20日現在)という成績。

 

なお、現役騎手では、武豊騎手に次ぐのは横山典弘騎手2750勝、蛯名正義騎手2527勝となっており、武豊騎手の記録が飛び抜けています。

 

デビューから30年以上たった今でも第一線で活躍する武豊騎手。令和時代の初戦NHKマイルカップでは13着という結果に終わりましたが、これからも大記録に向けて挑戦しつづけてほしいですね。これからも武豊騎手の活躍に注目です!!

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