特集 サッカーが上手くなりたい!ボールをまっすぐ蹴るコツは?
サッカーといえば、子供から大人まで年齢問わず楽しめる人気スポーツの代表格。ボールさえあれば誰でも手軽に遊べる一方、いざボールを蹴ってみると空振りしたり、思った方向に飛ばなかったりして苦戦する人も多いようです。
体育の苦手を克服し、“できる"ようにする番組「はりきり体育ノ介」から、サッカーの基本となる“ボールを上手に蹴るコツ”を紹介します!
教えてくれるのはこの方!
サッカー女子元日本代表選手で、現在は指導者として活躍している原菜摘子さんです。
では、早速ボールを上手に蹴るコツを見ていきましょう!
踏み込む足はボールの真横に!
ボールを蹴りたい方向へまっすぐ飛ばすには、軸となる“踏み込む足”の位置が重要な鍵を握っています。
まずは、基本となる“パス”を例に、踏み込む足のポイントを見てみましょう。
ボールを蹴る際、踏み込む足はボールの真横におくのがベスト!
このとき、つま先は蹴りたい方向に向けるのが重要なポイントです。
上の写真のように、踏み込む足がボールから遠すぎたり、
つま先が蹴りたい方向に向いていなかったりすると、ボールが見当違いの方向に飛んでいってしまうんですね。
パスは “足の内側”でまっすぐ押し出す!
次は、ボールを蹴る足のポイントです。
ボールを蹴るときは膝を軽く曲げ、
“足の内側”でまっすぐ押し出します。
上のNG例のようにかかとで蹴ってしまっていたり、まっすぐ正面に押し出せていなかったりすると、意図しない方向にボールが飛んでいってしまいます。
シュートのコツは“足の甲”と“勢い”!
さきほどのパスの蹴り方を応用すれば、かっこよくシュートをキメるのだって夢ではありません!
パスの蹴り方と同様、踏み込む足はボールの真横におきますが、このとき腕を回して勢いをつけましょう。
ボールを蹴るときは足首を伸ばして固定し、“足の甲”をボールに当てます。
そして、ボールを蹴った足は最後まで振り抜く!
このように腕や足の振りで勢いを付けることで、スピード感のあるパワフルなボールでシュートが決められそうですね!
今回解説してくれた原さんは、「足でボールにさわる感覚を体にしみこませれば、絶対にうまくなります!」とアドバイスしています。
ボールさえあれば誰とでも仲良くなれるのがサッカーの魅力。ボールを上手に蹴れるようになれば、より一層サッカーを楽しめそうですよね。今回ご紹介したコツを参考に、ぜひ練習に励んでくださいね!