鈴木誠也 2安打2打点もタイムリーエラーで痛い逆転負けに

大リーグ、カブスの鈴木誠也選手は、26日のブレーブス戦で2安打2打点の活躍を見せましたが、終盤に、みずからのタイムリーエラーが逆転負けにつながり、ワイルドカード争いを続けるチームにとって痛い1敗となりました。
鈴木選手は相手の本拠地、アトランタで行われたブレーブス戦に5番・ライトで先発出場しました。
2回の第1打席でランナー、一塁からレフト前ヒットを打って、連続試合ヒットを「4」に伸ばし、この回、チームは2点を先制しました。
3回の第2打席は、右中間に2点タイムリースリーベースを打ち、4対0とリードを広げました。
スリーベースは今シーズン、6本目です。
第3打席はショートゴロ。
第4打席は空振り三振でした。

試合は、鈴木選手の活躍もあり、カブスが6点をリードしましたが、その後、1点差にまで追い上げられ、8回、2アウト二塁三塁の場面で、ライトフライを鈴木選手が捕れず、ランナー2人がかえるタイムリーエラーとなって逆転されました。
このあと9回の第5打席は空振り三振で、鈴木選手は5打数2安打2打点、打率は2割8分4厘になりました。
カブスは6対7で敗れ、プレーオフに進出できるワイルドカード争いで3位以内をキープしたものの、4位とのゲーム差が0.5に縮まり、シーズン大詰めで痛い逆転負けとなりました。
鈴木誠也「しっかり切り替えて次はいいプレーを」
鈴木選手は試合後、8回の守りについて「ボールが照明にかぶると思いながら走っていたが、最後のギリギリのところでかぶって、捕ったと思ったがああいう形になってしまった。大事な試合でああいうミスは痛いし、外野のミスは致命傷になる」と振り返りました。
その上で「きょうはめいっぱい反省するが、あすになって引きずっていたらチームに迷惑をかけると思う。しっかり切り替えて次はいいプレーをして助けられるようにしたい」と前を向いていました。
吉田正尚 6試合連続ヒットもチーム3連敗
レッドソックスの吉田正尚選手は、本拠地のボストンで行われたレイズ戦に4番・レフトで先発出場し、ヒット1本を打って6試合連続ヒットとしました。
吉田選手は、2打席続けてセカンドゴロに倒れたあと、6回の第3打席はライトへのエンタイトルツーベースヒットを打って、6連続試合ヒットとしました。
第4打席はショートフライ。
第5打席は空振り三振で、この試合、5打数1安打、打率は2割8分8厘です。
レッドソックスは、7対9で敗れて3連敗です。
ヌートバー 2打数ノーヒット フォアボール2つ
カーディナルスのラーズ・ヌートバー選手は相手の本拠地、ミルウォーキーで行われたブルワーズ戦に3番・センターで先発出場し、ヒットは出ませんでしたが、フォアボール2つでした。
ヌートバー選手は、第1打席は見逃し三振で、4回の第2打席は1アウト一塁からフォアボールを選んでチャンスを広げ、後続のタイムリーツーベースでホームを踏みました。
第3打席は空振り三振、第4打席はフォアボールで2打数ノーヒット。
フォアボール2つでした。
打率は2割6分2厘です。
試合はカーディナルスが4対1で勝ちました。
ナショナルリーグ中部地区首位のブルワーズは負けましたが、2位のカブスが敗れたため、地区優勝が決まりました。