ラグビー日本代表 福井翔大 23歳「悔いが残らないように」
ラグビー
2023年7月13日(木) 午前6:13

9月に開幕するワールドカップを見据えたラグビー日本代表の宮崎合宿は2週目に入り、新たな戦力として期待される23歳の福井翔大選手が「メンバーに選ばれても選ばれなくても悔いが残らないようにプレーを続けていく」と意気込みを話しました。
ラグビー日本代表は、今月3日から宮崎市で1か月間の合宿を行っていて、実戦を重ねながら戦術を高めています。

23歳の福井選手は、対人プレーでの強さを持ち味とするフランカーで、今月8日に日本代表のセカンドチームで出場したニュージーランド代表のセカンドチーム、All Blacks XVとの強化試合では、チームが苦戦を強いられるなか激しくボールを奪いにいく「ジャッカル」を成功させるなどして存在感を示しました。

12日は、午後に行われたおよそ2時間の全体練習のうち15分のみが報道陣に公開され、福井選手はラインアウトから攻撃を組み立てるための動きを確認する練習を繰り返し行っていました。

練習後、取材に応じた福井選手は「強化試合での反省点はたくさんあるが、相手に飛ばされることもなく、自分自身がやってきたことが通用した。ワールドカップに向けて、自分が選ばれても選ばれなくても悔いが残らないようにプレーを続けていく」と意気込みを話しました。
日本代表は、今月15日に熊本県で再び、All Blacks XVと対戦する予定で、引き続き、新戦力を含めた連係を確かめることにしています。